裁判始まる

承前*1

竹下由佳「『Dappi』のTwitterアカウントめぐる訴訟始まる。小西洋之参院議員ら「ツイートは名誉毀損」訴え」https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_61b08ee2e4b02df7c6aec25b


Twitterアカウント『Dappi』による投稿で名誉を傷つけられたとして、立憲民主党小西洋之参院議員、杉尾秀哉参院議員が東京都内のウェブコンサルティング会社に対し、計880万円の損害賠償などを求めた訴訟の第1回口頭弁論が12月10日、東京地裁(小川理津子裁判長)であった」ということ。


竹下由佳「「Dappiの行為、民主主義のあり方を歪める」提訴した小西洋之議員らが会見で語ったこと」https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_61b32bcfe4b04ae319fdaca1


小西、杉尾の両氏は同日、国会内で記者会見を行っている。


小西氏はこう主張した。

「『Dappi』がこの間やってきた行為というのは、私たち野党議員の質問を全く違う内容に意図的に作り替えて、それに巧みな言葉や動画を貼り付けて、野党議員の名誉や人格を貶めるという違法行為を繰り返していたものだと認識している」

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「こうした行為は、ただ単に私たち個人の損害だけにとどまらず、日本の民主主義のあり方そのものを著しく歪める行為だと思っている」

「この訴訟は、個人として受けた名誉の損害の回復が目的ではあるが、訴訟の大きな目的としては、日本の民主主義を守らなければならないという思い」

杉尾氏も次のように語った。

「こうしたフェイクニュースがネット空間上で横行している。それが政治的な分断だったり、攻撃の材料にされているという現実が仮にあるとするならば、これに対してきちっと我々は泣き寝入りしてはいけないし、警鐘を鳴らさなければいけないし、これは我々だけの問題ではないということを多くの国民の皆さんに知っていただきたい」

また、ニュースキャスター出身の杉尾氏はこんな話も明らかにした。

「(ネット上に)自分が載っているものを見ると落ち込むんです。いろんなものをみるたびに落ち込んで、キャスター時代はそれだけでテレビに出て喋るのが、精神的にものすごく痛めつけられたという風な思いがありました」

「誰が(投稿を)書いて、どういう意図なのかということを、裁判の中で事実関係をできるだけ明らかにしてほしいというのが私の願いであり、希望です」