Hospital attacked

NHK徳島放送局の報道;


町立病院に「サイバー攻撃」 復旧見通し立たず つるぎ町
11月04日 18時39分


つるぎ町の町立病院がサイバー攻撃の被害を受けた問題で、病院では電子カルテなどのシステムの復旧の見通しが立たず、職員が手書きでカルテを作るなど対応に追われています。

つるぎ町の町立半田病院では、先月31日、患者の個人情報を記録した電子カルテなどが使えなくなり「ランサムウエア」*1と呼ばれる身代金要求型ウイルスの攻撃を受けたとみられています。

病院では、予約済みの外来の診察や妊婦や透析の患者の入院は続けていますが、予約を確認するシステムや、会計のシステムなども使えず、救急患者や新規の外来を受け入れられなくなっていて、復旧の見通しが立っていません。

このため、病院では4日も、職員が手書きでカルテを作ったり、使われていなかった古いパソコンを取り出して、インターネットに接続せずに使ったりして、診察の記録をまとめていました。

病院を利用したことがある女性は「こわいと思った。自分の診察の情報は流出していないと思うけど、この辺りの人は病院が使えないと大変だと思う」と話していました。
また、病院の岸由希枝看護部長は「看護師もみんな必死で、残業も増えている状況です。診察履歴などの情報が消えてしまうのが一番大変で、間違いのないように患者さんがどうすれば安全に療養できるかを考えています」と話していました。
https://www.nhk.or.jp/lnews/tokushima/20211104/8020012704.html

これは4日付の報道だけど、5日経った9日でも「復旧」していないということなのか。
今回犯行に使われたランサムウェアはLockBitという奴だという*2。これは最近被害拡大赤丸急上昇のランサムウェアであるらしい;


Trend Micro「「LockBit 2.0」のランサムウェア攻撃が拡大中。日本にも被害を及ぼす攻撃活動を解説」https://blog.trendmicro.co.jp/archives/28572
サイバ課長「最新ランサムウェア・LockFile(LockBit)とは?その特徴や、感染時の対処・対策方法を解説」https://cybersecurity-jp.com/column/57936