「渋谷」受難

小山田圭吾問題*1のいちばんの被害者は「渋谷」という街かも知れない(笑)。


この英国に住んでいるらしい「めいろま」が行っているのは、「渋谷系」も「渋カジ」も一緒くたにして、〈弱者〉たちのルサンティマンを煽ることなのだけど、これに1000以上の「いいね!」がついているということが、或る意味で現状のやばさを示していると言えるかも知れない。
渋谷系*2というのは、タワレコHMVを抱えることによって、渋谷が音楽情報の一大集積地となったことによって生まれた音楽といえるけれど、「渋谷系」の全盛期(?)、フリッパーズ・ギターが活動していた時期というのは、私にとっては空白なのだった。昭和から平成にかけてというか、80年代後半から90年代初頭にかけてというか、ディスクを買ったりすることはおろか、雑誌などを読んで音楽情報を集めることも止めていた。ただ、所謂偏差値50的な大衆にとっても、「渋谷系」の印象は実は薄い筈だ。小室哲哉一派がチャートを席捲する前夜、こうした人たちが聴いていたのはビーイング系とかだったからだ。
「渋カジ」については、以下のテクストを一応マークしておく;


「「渋カジ」スタイルとは?」http://cass-blog.com/brand-introduction/2013-12-16/%E3%80%8C%E6%B8%8B%E3%82%AB%E3%82%B8%E3%80%8D%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%81%A8%E3%81%AF%EF%BC%9F
増田海治郎「デニムと渋谷の関係をプレイバック。「渋カジ」にとってデニムとは何だったのか?」https://oceans.tokyo.jp/fashion/2019-1013-7/
あっきー「渋カジは現在のファッションの原点と言えるほど大きな功績を残した」https://note.com/jams05/n/n0cbe9adf952d
ホンダ。「渋カジ~当時の話~。」https://ameblo.jp/robin4you/entry-12252819921.html