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『Cinra.net』の記事;
そうなんだ!
『トレインスポッティング』続編『T2』が英で来年公開、前作キャスト集結
2016/05/17 15:24映画『トレインスポッティング』の続編が2017年1月27日にイギリスで公開されることがわかった。
『トレインスポッティング』は、1996年に公開されたダニー・ボイル監督の映画。スコットランドを舞台にヘロイン中毒の若者たちの青春が描かれている。
続編のタイトルは『T2』。ダニー・ボイル監督が続投し、主人公・レントン役のユアン・マクレガーをはじめ、ユエン・ブレムナー、ジョニー・リー・ミラー、ロバート・カーライルといったオリジナルキャストが再集結する。同作の撮影は5月16日からスタート。公開されたトレイラーでは、Iggy Popの“Lust For Life”に乗せて前作の映像が映し出されている。
http://www.cinra.net/news/20160517-trainspotting
さて、この記事を紹介したwashburn氏によると、『トレインスポッティング』は「日本でもおしゃれ感度の高い若者の間で大ブームとなり「渋谷系映画」というジャンルを作るまでになった」という。「渋谷系」って、渋谷陽一がプッシュした映画という意味じゃないですよね(笑)。勿論語り方はスタイリッシュだけど、端的に言って「アンダークラス映画」ですよ。
英国の(といってもスコットランドだが)アンダークラスの映画といえば、ダニー・ボイルの『トレインスポッティング』ということになるのだろう。アーヴィン・ウェルシュの原作小説が1993年で、映画が1996年。時代設定は1990年代前半、つまりサッチャーとブレアの間ということになる。主人公のマーク・レントンは寧ろ「未来のために計画する」世界、中産階級的な世界への上昇をゴミだとして、積極的にそのキャリアからドロップ・アウトしてはみたものの、ジャンキーの泥沼に填り込んでしまったという感じであろう。彼は一応能動的にアンダークラスに填り込み、(勿論大きな代価は払ったが)能動的にアンダークラスから抜け出すことができたという点で、相対的に恵まれてはいる、ということなのだろうか。
http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090721/1248194373
- 作者: アーヴィンウェルシュ,Irvine Welsh,池田真紀子
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