又市征治の引退

北日本新聞』の記事;


又市氏が議員引退 参院選不出馬 党首は続投
6/16(日) 5:00配信 北日本新聞


 社民党党首の又市征治参院議員(74)=3期、富山市田中町*1が改選を迎える夏の参院選に出馬せず、国会議員を引退する意向を固めた。党の候補者擁立作業がほぼ完了したことに加え、自身の体調を考慮したとみられる。党首は議員を辞めた後も続け、国政や党運営には関わる。15日までに関係者に意向を伝えており、近く表明する見通し。

 又市氏は今年2月、比例代表では出馬しないと表明した。以降、党全体の候補者擁立の状況をにらみながら、改選1人区や都市部の複数人区での立候補を模索してきた。

 これまでに富山など1人区の野党候補の一本化調整が完了し、又市氏の擁立には至らなかった。東京、神奈川など主要な複数人区でも社民は別の候補者を立てた。自身は5月中旬に肺がんの手術を受けており、党の戦略や健康面を総合的に判断して不出馬を決めたようだ。

 党首の任期は来年2月まで残っており、職務は続けることになる見込み。関係者によると、衆参同日選となった場合、衆院にくら替えする選択肢は残るという。

 北日本新聞は15日、又市氏に取材を申し入れたが、関係者が「療養中のため応じられない」と答えた。

 又市氏は自治労県本部執行委員長などを経て、2001年の参院選比例代表で初当選し、現在3期目。党副党首や幹事長を務め18年2月から党首を務める。党県連前代表で現在は特別顧問。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190616-00129175-kitanihon-l16

申し訳ないが、「党首」とはいってもあまり鮮やかな印象はないのだった。これは、社民党がその存在感を徹底的に低下させていることと関係があるだろう。勿論、それが望ましい状況であるわけはない。まあ、「肺がん」ということであれば、後退戦の指揮を執るよりは自愛して療養に努めるのが吉だということにはなるだろう。