「公認」されなくて何より

承前*1

朝日新聞』の記事;


嘉田前滋賀知事、希望に公認断られる 無所属出馬へ

2017年10月2日12時09分


 前滋賀県知事の嘉田由紀子氏(67)が2日午後、衆院滋賀1区から無所属で立候補することを正式に表明する。小池百合子東京都知事が率いる新党「希望の党」に公認を求めていたが、断られたという。民進党枝野幸男代表代行が準備を進めている新党には入らない意向だ。

 滋賀1区では前衆院副議長で民進川端達夫氏(72)が引退を表明。後継として立候補を打診された嘉田氏は、「原発ゼロ」政策を掲げた希望の党民進を通じて公認を求めていた。

 関係者によると、希望の党からは嘉田氏がかつて国政政党の党首だったことから公認を認められない、との回答があったという。嘉田氏は2012年の衆院選で「日本未来の党」の代表を務め、9議席を獲得した。

 滋賀1区では、自民党前職の大岡敏孝氏(45)、共産党新顔の斉藤幸子氏(60)が立候補を表明。市民団体が社民党の公認候補の擁立を求め、共産などと連携する動きを見せている。
http://www.asahi.com/articles/ASKB200YWKB1PTIL011.html

「「希望の党」に公認を求めて」いるという話を聞いたときには、まだ70前で、あと20年くらいは余生がある筈なのに、今から晩節を汚してどうするつもりなのかと思ったのだ。だから、「断られた」というのはいいことなのだろう。何よりも3万円損しないで済んだ;

小池氏とツーショット3万円…公認予定者に請求
2017年10月02日 08時54分


 希望の小池代表は1日、公認候補予定者との写真撮影に応じた。

 選挙用ポスターやチラシに使用できるが、撮影料として3万円を「徴収」した。党のトップと候補予定者の撮影を有料とするのは異例だ。

 撮影会場では、現金を手にした候補予定者が列をなし、順番に小池氏と握手するなどのポーズで写真に納まった。中には現金を忘れ、慌てて近くの現金自動預け払い機(ATM)へと走る姿もあった。

 希望は、立候補に必要な供託金など計600万円以上の負担も候補予定者に求めている。予定者からは「そんなに資金に困っているのか」との声も漏れた。
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/news1/20171002-OYT1T50017.html

さて、今回の民進党溶解の元凶ともいわれる小沢一郎は嘉田さんに「成田離婚」されているわけだけど*2、その小沢一郎は「希望」に合流しないのだという;

衆院選自由党の小沢氏と玉城氏は無所属出馬へ  
10/2(月) 21:33配信 毎日新聞


 ◇希望の党への合流を断念

 自由党玉城デニー幹事長は2日の沖縄市での事務所開きで、同党の小沢一郎共同代表と玉城氏の2人は希望の党への合流を断念し、無所属で出馬すると表明した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171002-00000073-mai-pol

真意や如何に?