長男の秋山命氏が本人を代理してツィート;
マンガ家、ジョージ秋山が2020年5月12日に逝去いたしました。新型コロナもあるので、告別式は家族にて行いました。創作意欲が満タンの中での出来事に本人が一番無念と思います。これまでの作品を再び、不変のメッセージとして残していきます。引き続きよろしくお願い申し上げます。長男 秋山命
— ジョージ秋山 (@georgeakiyama) 2020年6月1日
『日刊スポーツ』(共同通信)の記事;
ジョージ秋山というと渡哲也と桃井かおりが主演したTVドラマ版の『 浮浪雲』がいちばん強いのだけど、この記事、社会問題ともなった『銭ゲバ』*2や『アシュラ』*3に言及しないのは記事として不十分じゃないだろうか。勿論、これだけに還元するというのも誤りだろうけど。とにかく、ダーク・サイドというか、私たちが抱える〈修羅〉から目を背けなかった、直視するよう読者に強いたということはいえるだろう。唐十郎主演の『銭ゲバ』観てみたいな!町山智浩氏*4曰く、
「浮浪雲」漫画家のジョージ秋山さん死去、77歳
[2020年6月1日13時47分]
長期連載の「浮浪雲(はぐれぐも)」などで人気を博した漫画家のジョージ秋山(あきやま、本名秋山勇二=あきやま・ゆうじ)さん*1が5月12日死去した。77歳。東京都生まれ、栃木県出身。告別式は家族で行った。
1966年に「ガイコツくん」でデビュー。ギャグ漫画で人気を得た。73年からビッグコミックオリジナルで「浮浪雲」の連載を開始。幕末の江戸を舞台にした人間味のある庶民の物語は、広く共感を集め、44年続く長寿のヒット作となった。
「恋子の毎日」「ピンクのカーテン」も映画やドラマになった。(共同)
https://www.nikkansports.com/general/news/202006010000322.html
ジョージ秋山先生は『告白』で自らの朝鮮の血について明かすつもりだったに違いない。『灰になる少年』は悲しい告白だったと思っている。LOVE(パットマンX、デロリンマン、よたろう)と、HATE(アシュラ、銭ゲバ、毒薬)との間で葛藤しながら、空の上の浮浪雲を見上げ続けた人だった。 https://t.co/IBCTONQaN5
— 町山智浩 (@TomoMachi) 2020年6月1日
*1:See eg. https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%82%B8%E7%A7%8B%E5%B1%B1
*2:See eg. https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8A%AD%E3%82%B2%E3%83%90
*3:See eg. https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%A9_(%E6%BC%AB%E7%94%BB)
*4:https://tomomachi.hatenadiary.org/ See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060302/1141323712 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090621/1245529684 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100129/1264744945 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20101101/1288548135 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20130518/1368846700 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20160603/1464884753 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20180523/1527042148 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2019/10/06/011746 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2019/11/29/161301 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2020/02/06/133902 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2020/04/01/204410