以下のキャンペーンに賛同しました;
NPO法人POSSE*1「履歴書から性別欄をなくそう #なんであるの」https://www.change.org/p/%E5%B1%A5%E6%AD%B4%E6%9B%B8%E3%81%8B%E3%82%89%E6%80%A7%E5%88%A5%E6%AC%84%E3%82%92%E3%81%AA%E3%81%8F%E3%81%9D%E3%81%86-%E3%81%AA%E3%82%93%E3%81%A7%E3%81%82%E3%82%8B%E3%81%AE
「日本中の履歴書にあたりまえのようにある性別欄を、今こそなくしてください」ということで、
「履歴書」に「性別欄」は不要というかイレリヴァントである。JIS規格を見直すべきだろう。まあわざわざ「性別」を書かなくても名前を見ればどんな「性別」かという見当は大体つく。それでも、「履歴書」から「性別欄」を追放することにはシンボリックな意義がある。勿論、上で述べられているように、「トランスジェンダー」*2の人にとっては切実な意味を有している。
男だから採用する、女は採用しない、などと性別を採用の判断に用いることは男女雇用機会均等法で禁じられています。性別を尋ねる合理的理由がないのに、日本中の履歴書にはどうして性別欄があるんでしょう。法律上の性別と、現在暮らしている性別が異なるトランスジェンダーの人たちは履歴書の性別欄のせいで半強制的にカミングアウトを強いられ面接で落とされています。トランスジェンダーの約9割が就職活動の際に困難を感じたという調査もあります。現在暮らしている性別を書けば、今度は嘘つき呼ばわりされ、内定切りされてしまう事例もあります。性別を理由に内定切りすることは不当なのに、被害者は泣き寝入りを強いられます。性的少数者であることを表す個人情報が回覧され、事実上のアウティング(性的少数者であることを暴露されること)にもなっています。
*1:See also https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20070120/1169276275 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20090723/1248363300
*2:Mentioned in http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20050817 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060125/1138154508 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060904/1157384880 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20080721/1216572422 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100608/1276015058 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20130612/1371052994 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20141123/1416763256 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20150203/1422983900 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20150730/1438248907 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20160712/1468337491 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20160912/1473692176 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20160920/1474340181 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20170320/1490030567 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20170519/1495210579 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20170928/1506614121 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20180703/1530577459 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20180704/1530667871 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2019/02/02/105759 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2020/02/16/101311