井口エリ*1「ポケベルの葬儀に参列した」https://dailyportalz.jp/kiji/funeral-of-pocket_bell
曰く、
まだ四十九日にもなっていないということか!
1990年代にブームとなった無線呼び出しサービスのポケットベル(ポケベル)*2。そんなポケベルが9月30日にひっそりサービスを終了した。
私自身もポケベルは使ったことがない。印象としては、最初は外回りサラリーマン監視ツールだったのが、何時の間にかティーンエイジャーのコミュニケーション・ツールとなっていたという感じだ。実は、そういう変容が注目されたのは、Windows 95がリリースされて、これからはインターネットだと騒ぎ始める直前だった。最初のうちは、インターネット接続も敷居が高く、誰もがネットを使うというのはi-Mode以降のことだろう。ポケベルの時代というのはそうした数年間の過渡期だったということになるのだろうか。そういえば、『ポケベル・ケータイ主義』という本が1997年に刊行されていた。
ポケットベル(ポケベル)は特定の手順によって、電波で小型受信機(通信機器)に合図を送る通信機器で、1990年代にブームを迎えた。実物を見たことも触ったこともない私は、ポケベルは“過去の遺物的なアイテム”だと思っていた(ごめんなさい)。なので、いまだにサービスが続いていたことにまず驚いた。どうやら関東のみで1500回線が主に医療関係の現場で最近まで使われていたのだとか。

- 作者: 富田英典,岡田朋之,高広伯彦,藤本憲一,松田美佐
- 出版社/メーカー: ジャストシステム
- 発売日: 1997/07
- メディア: 単行本
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*1:https://twitter.com/chip_potekko
*2:See also https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20070323/1174628115 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20141004/1412360751 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20160120/1453259012 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20160804/1470285604