7歳のときから

朝日新聞』の記事;


ダンゴムシのふんに抗カビ効果 研究10年の高2が発見


2019年9月15日 10時29分 朝日新聞デジタル


 ダンゴムシ*1のふんの、ある不思議な特性を発見した島根県出雲高校2年生の片岡柾人さん(17)が、7、8月に佐賀県であった全国高校総合文化祭「2019さが総文」で最高賞に輝いた。

 ダンゴムシ研究を始めて10年。成果が実を結んだ。

 発表した研究タイトルは「ダンゴムシの研究IX~カビを抑えるフン常在菌を探る!~」。ダンゴムシのふんに含まれる菌がカビの繁殖を抑えるというものだ。

 研究結果によると、ふんの抗カビ効果は、カビの発生の前でも後でも確認できたという。また、ふんの中の菌を入れたカビ培地と入れないカビ培地を仕切って抗カビ効果を試す実験をしていたところ、両方に抗カビ効果が見られ、抗カビ物質が揮発性であることも判明した。また、この菌の近縁種は深海の土壌から見つかった珍しいもので、菌自体の先行研究も少ないという。

 さが総文では、成果を120×180センチのポスター1枚にまとめ、プレゼンテーション。40校が参加したポスター発表の部で最優秀の文部科学大臣賞に選ばれた。
https://news.livedoor.com/article/detail/17085434/

ダンゴムシ研究を始めて10年」ということは、7歳、つまり小学校1年か2年のときからやっているわけだ。小さな子どもはみんなダンゴムシが好きだということはあるけれど。また、研究タイトルから先ずわかることは、既にこれまでに8本「ダンゴムシの研究」を発表しているということだ。「ダンゴムシの研究I」が発表されたのは何時頃のことなのだろうか。
ダンゴムシというのは甲殻類で、昆虫よりも蝦や蟹に近いと言える。また、ダンゴムシが属する等脚類には『風の谷のナウシカ』の「王蟲*2のモデルだという説もある*3 ダイオウグソクムシ*4もいるのだった。 ダイオウグソクムシの糞は? また、 王蟲の糞は?
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最近話題になった高校生の科学研究だと、蝉の寿命に関する「俗説」を覆した研究とか*5