「晴海」問題

NHKの報道;


“通勤は船に乗って” 東京都が朝のラッシュ緩和に実証実験
2019年7月7日 11時39分


東京都は、船を使った通勤を実用化して通勤ラッシュを緩和する手段の1つにしようと、ことしの夏、日本橋と晴海地区の間で通勤向けの船を運航する実証実験を行うことになりました。

この実証実験は、通勤ラッシュの緩和に取り組む東京都が、今月24日から来月2日にかけて、土日を除く8日間行います。

船の運航は、中央区の晴海地区にある朝潮運河の船着き場から日本橋の船着き場の間で行われ、朝の通勤に利用してもらうため、午前7時半から午前9時まで15分間隔で合わせて14便が運航されます。

1便当たり40人程度が乗船することができ、片道の所要時間はおよそ30分から40分を見込んでいます。

実証実験のため利用料金は無料ですが、代わりにアンケート調査への協力が求められるほか、ホームページや電話での事前予約が必要になります。

都は、来年のオリンピック・パラリンピックをきっかけにした通勤ラッシュの緩和に取り組んでいて、今回の実証実験でのアンケート結果などを踏まえ、船の運航が新たな通勤手段になりえるか検証することにしています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190707/k10011985241000.html

「通勤ラッシュ」一般の問題というよりは「晴海地区」*1の問題であるようにも思えた。「晴海」については東京の僻地というイメージをずっと抱いてきた。錦糸町などからバスで行くのだが、何時も遠く感じられた。今は地下鉄があるとは言っても、月島まで歩かなければならないわけでしょ。そのような晴海から、水上を伝って、東京の色々な場所に直行できるというのはいいことだと思う。また、晴海と外を船でつなぐというのは新しいことでもない。今その機能は有明や幕張に取って代わられたわけだけど、昔の、私の知っている「晴海」というのは見本市などのイヴェントの地。大きなイヴェントがあったときは船で客を送り迎えしていた筈。私も1回だけだけど、船で晴海に行った記憶がある。但し、何処から乗ったのかは忘れているのだが。
記事には「日本橋クルーズ」の写真が添えられているけれど、どんな船になるのだろうか。上海の黄浦江の渡し船みたいに自転車やオートバイで乗り込めるようにしたらいいと思う。