TBSの報道;
たしか羅馬数字で「飛鳥II」とするのが正しい筈*1。それはともかくとして、「クルーズ船」というと、どうしても「ダイヤモンド・プリンセス号」を思い出して、一瞬、時計の針が1年以上巻き戻った感じになる。
【速報】豪華客船「飛鳥2」に感染者 横浜港に緊急寄港へ
4/30(金) 17:19配信
TBS系(JNN)
29日に横浜港を出港した豪華クルーズ船「飛鳥2」に、新型コロナウイルスの感染者が出たということです。「飛鳥2」が戻るとみられる横浜港から報告です。
30日午後、豪華客船「飛鳥2」から「船内の乗客1人に新型コロナの感染者が出た」と連絡があったということです。このクルーズ船は29日午後5時ごろ、横浜港から出港し青森港などに寄港しながら、5月5日に横浜港に戻ってくる予定だったということです。
客船を運航する郵船クルーズ株式会社によりますと、この乗客は出港の1週間前にPCR検査を受けていて、その結果は陰性でした。しかし、29日乗船時に再度PCR検査を行ったところ、その結果が30日出て、陽性と判明したということです。
運航会社はクルーズを中止して、再び横浜港に向けて運航していて、到着は5月1日以降になる見通しです。(30日18:06)
https://news.yahoo.co.jp/articles/3f5ff49d6e91751e658ff6513ad01b1f26ff2dd6
高橋浩祐氏*2のコメントを写しておく;
乗船1週間前から毎日PCR検査をしても、この事態が起きた。水際対策は完璧にはコロナ侵入を防ぐことができないとの証明だろう。東京オリパラは本当に大丈夫だろうか。東京オリパラでは海外選手らに自国の出国前96時間以内のウイルス検査2回と日本入国時の検査を義務付けている。これをたとえ出国1週間前から毎日PCR検査を実施することにしても、飛鳥2の乗客のごとく、検査をすり抜けるウイルスが出てくるだろう。
さらに政府や大会組織委員会は、選手らの入国後の14日間の待機を免除すると決めている。
また、日本水泳連盟は30日、東京アクアティクスセンターで5月1日に開幕する飛び込みのワールドカップ(W杯)に海外から参加予定だったコーチが、日本入国時の新型コロナウイルス検査で陽性となったと発表した。
*1:NHKも「飛鳥2」としている。See 「クルーズ船「飛鳥2」乗客1人 コロナ感染 船は横浜港へ引き返し」https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210430/k10013007081000.html
*2:See also https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2019/07/10/110657