Doris Day

“Hollywood Legend, Leading Singer and Animal Welfare Advocate Doris Day Passes at 97” https://www.dorisdayanimalfoundation.org/news/blog/hollywood-legend-leading-singer-and-animal-welfare-advocate-doris-day-is-dead-at-97
“Doris Day, Hollywood actress and singer, dies aged 97” https://www.bbc.com/news/entertainment-arts-48257670
Lee Smith “Doris Day, America's box-office sweetheart of the '50s and '60s, is dead at 97” https://edition.cnn.com/2019/05/13/entertainment/doris-day-dead/index.html


ドリス・デイ*1が現地時間5月13日にカリフォルニア州カーメル・ヴァレーの自宅で息を引き取った。享年97歳。ドリス・デイといえば、『二人でお茶を』であり、『カラミティ・ジェーン』であり、『先生のお気に入り』であり、『知りすぎていた男』であり、その主題歌の「ケ・セラ・セラ」なのだが、1970年代以降は、「動物福祉」問題にその情熱を傾けていた。「ドリス・デイ動物基金」が彼女の死をまず発信したのはそれ故。

二人でお茶を CCP-122 [DVD]

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カラミティ・ジェーン [DVD]

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先生のお気に入り [DVD]

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これを機会に、ネットで古い映像を少しばかし見たのだけど、彼女は(マリリン・モンロー以上に)正統的な黄金時代のハリウッド美女だったのだ、と改めて思った。それだけでなく、知性や愛嬌も加算された。
これは偶然かも知れないけれど、彼女が関わった作品は、その作品のクォリティ以上に、クリシェ製造能力(?)が強い。「ケ・セラ・セラ」はちゃらんぽらんな人生観を揶揄するクリシェとして、ドリス・デイヒッチコックを知らない人によっても使われている。「先生のお気に入り(teacher's pet)」は日本語ではそうでもないけれど英語圏ではよく使われるクリシェだと思う。XTCの”Grass”*2の歌詞でも使われている。「二人でお茶を(Tea for Two)」がなければ、梓みちよの「二人でお酒を」もなかっただろうし、ZEPの”Tea for One”もなかったのでは? また、『一人でお茶を』というblogもあるのだった*3
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プレゼンス

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