「訣別」の理由

承前*1

週刊文春」編集部「『幸福の科学大川隆法長男が語る、教団との決別理由はは清水富美加との“結婚強制”」https://www.excite.co.jp/news/article/Bunshun_10791/


大川隆法の長男大川宏洋氏は昨年10月に幸福の科学教団との訣別を宣言していた。これは父との訣別も意味する。


宏洋氏によれば、教団との決別の契機は、2017年に女優・清水富美加(現在は千眼美子に改名)との結婚を再三迫られたことにあるという。


「その年の1月末、父から『彼女と結婚しなさい』と言われましたが、どうしても彼女との結婚を受け入れられませんでした。最終的に、同年11月18日、結婚しませんと断ると、父は怒り狂いました。僕と結婚させるため、彼女に芸能事務所を辞めさせたのに*2、メンツを潰されたと感じたのでしょう。その一方で、僕も限界でした。結局、その日を境にして教団を離れ、一人で生きて行く覚悟を決めました」

幸福の科学側の言い分;

幸福の科学グループ広報局」は次のように回答した。


大川総裁が宏洋氏に千眼氏との結婚を強制した事実は一切ありません。17年1月25日、宏洋氏自身が霊言を行ったなかで、宏洋氏に入ったある霊人が宏洋氏の口を通して結婚を勧める話を出しました。霊言後、当時の宏洋氏本人はその気になっていたというのが事実であり、大川総裁から結婚を勧めたことは一度もありません」

問題にこれ以上深入りするためには、〈霊学〉についての知識が必須となるだろう。霊学的な疑問をひとつ言えば、幸福の科学における〈審神〉制度というのはどうなっているのか。