説教記事

承前*1

東京スポーツ』の記事;


ZOZO・前澤社長「剛力面接官」報道に完全否定・過剰反応の逆効果
2/16(土) 16:45配信 東スポWeb


“お騒がせ社長”前澤友作氏(43)が社長を務めるファッション通販サイト「ZOZO」が、発売中の「週刊新潮」に掲載された“剛力記事”を「事実無根」とした上で同社に法的措置を検討すると宣言した。これはZOZOの採用面接に恋人の剛力彩芽(26)がいたというもの。同社は「不当な損害を与える記事」と断罪しているが、ゴシップ記事への過剰反応は、株式市場から「ヤキが回った」と判断される可能性がある。新潮への威嚇のつもりが、逆効果になりかねない――。

 問題視されたのは2月14日発売の「週刊新潮」に掲載された「ZOZO『前澤社長』の株価対策という面接官『剛力彩芽』」なる記事。ZOZOの採用面接を受けた人物の話として「面接の席には、前澤社長の傍らに剛力ちゃんもいたんです。彼女は質問というより、いかに前澤さんがすごい人かを力説しているだけでしたが」と紹介された。

 前澤氏と剛力のアツアツぶりはもはや説明不要。ゾッコンの剛力は、ZOZOの商品発表会や昨年9月に米国で行われた前澤氏の月旅行会見にも同席していた。

 あの2人ならやりかねない――。ネット上では「俺も彼女に面接されたい」「ランチパックを見せれば採用」など大反響だったが…。

 ZOZOの公式ツイッターは15日、新潮の記事について「事実とは異なります。当社の採用面接に役員及び社員以外が同席することは一切ございません」と完全否定。続けて「当社の名誉や事業活動に不当な損害を与える記事については、法的措置も含めた対応を検討してまいります」と宣言した。

 ZOZOコミュニケーションデザイン室の田端信太郎室長も同日、「週刊新潮編集部にはすでに申し入れていますが、ポータルやキュレーション、記事を引用しての情報番組等を制作する方は、ご注意くださいませ」とツイートしている。

 事実無根で訴えるのは結構だが、前澤氏が気にかける株式市場はこれをどう見るのか?

 市場関係者は「事業に関することではなく、どちらかといえば芸能スキャンダルに近い記事。これに法的措置をチラつかせるのは『余裕がない』と受け取られかねない」と話す。

 芸術品を買いあさり、月旅行をブチ上げ、1億円をツイッターのフォロワーにバラまいた前澤氏の“錬金術”は自らが保有する自社株の売却益だ。ZOZOの株価は昨年7月18日の4875円を天井に、右肩下がりで、今年2月8日には昨年来安値の1621円にまで急降下。15日の株価も1698円で取引を終えた。

「前澤氏は本業の不振を理由にツイッターを休止したが、株価は回復していない。同氏がイロモノ扱いされていることもあり、市場ではZOZO株は売った方が儲かる“空売り銘柄”扱いされている」(同)

 そんなZOZOに対し、以前からネガティブキャンペーンを敷いていたのが新潮。今回の剛力ネタなどかわいいもので、複数のファッションブランドが同社から撤退を始めていることや、1月17日発売号ではベビー服大手「ミキハウス」の木村皓一社長がZOZOとの決別を誌面上で通告した。

 業界関係者によると「出店しているブランドの社員からZOZOへの批判を耳にすることが多くなったのは事実。ミキハウスの木村社長に至っては、直撃取材された記事を見て『いい記事だった』とご満悦だったそうだ」という。

 ZOZOにしてみれば、新潮は憎き相手。今回の剛力記事を材料に、さらなるネガティブキャンペーンを封殺する狙いがあるようにも見えるが、前段で述べたように、それが市場では「焦り」と判断される可能性がある。逆効果にならなければいいが…。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190216-00000026-tospoweb-ent

まあこういう反応というのは殆ど定型なのでは? 「法的措置」をちらつかせることも含めて。『東京スポーツ』(のみ)に書かれただけならば、無視しておくというのがいちばんの上策であろう。今回の相手は曲がりなりにも『週刊新潮』だ。ちょっとは凄んでみせなければ、この先ずっとなめられるということだろう。
ところで、「事業に関することではなく、どちらかといえば芸能スキャンダルに近い記事」なのだろうか。安倍昭恵が公務員試験で面接していたら大火事になる筈だよ。