花は咲いている方がいい

承前*1

『スポーツ報知』の記事;


ZOZO前澤社長、安田純平さんの帰国を受けテロ問題解決へ持論「資金源の凍結や、武力による一掃戦略ではなく、話し合いだと思う」
10/27(土) 8:52配信 スポーツ報知


 株式会社ZOZOの前澤友作社長(42)*2が26日、自身のツイッターを連続更新。シリアの武装組織による拘束から解放され、25日に帰国した日本人ジャーナリスト・安田純平さん(44)のニュースを受けテロ問題の解決へ持論を展開した。

 前澤社長はツイッターで「身代金を払えば、それが新たな武器購入の資金となり、テロの力を強め、さらなる被害拡大につながる。大方の人の意見がそうなことは知っている。けれども、それは近視眼的な考えだと思う。根本的なテロ問題の解決は、資金源の凍結や、武力による一掃戦略ではなく、話し合いだと思う」とつづった。

 さらに「武力での一掃殺戮は孫の代までの怨恨継承となり、また同じテロを生む。国際社会がテロとは交渉しない、という強固姿勢を貫く中、彼らには彼らの覚悟と主張があるはずで、その声に誰かしらが耳を傾け、非武装の状態でテーブル上で議論してみることはできないだろうか」と提言した。

 また、連続ツイートし「平和主義国であり被爆国でもある日本が、国際社会を代表して、そうしたテーブルを用意し、そこへテロリストと呼ばれる人たちに丸腰で来てもらい、さあ冷静に話しませんかと、あなたたちの本当の目的は何なんですか?と議論の場を設けることはできないだろうか」と示した。

 さらに連続ツイートで「身代金は、そのテーブルセットのための重要なカードとして使えるのではないかと僕はいつも思う。いくら払ってでも人命第一である、そして払うなら話し合いの機会が欲しいと。そうした姿勢を日本が率先して国際社会に示し、イタチごっこになっているテロ問題解決の新たな糸口にできないものかと」と持論を展開していた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181027-00000066-sph-soci

短期的・中期的にはどうあれ、長期的「根本的」には正論だろう。実は、この世の安全にとって、ルサンティマンの蓄積をどうするのかというのはとても重要である。例えば、「テロ」よりも身近な性犯罪。以前にも書いたけれど*3、レイプや痴漢などの性犯罪者は何年臭い飯を食っても自らの犯罪について反省などせずに、只管ルサンティマンを蓄積しているだけにすぎないかも知れないのだ*4