輪島逝った

朝日新聞』の記事;


横綱の輪島さん死去 黄金の左、「輪湖時代」築く
2018年10月9日11時25分


 大相撲の第54代横綱で、北の湖とともに輪湖(りんこ)時代を築いた輪島大士(わじま・ひろし、本名輪島博)さんが8日夜、咽頭(いんとう)がんなどで死去した。70歳だった。葬儀の日取りは未定。

 輪島さんは石川県出身。日本大学相撲部で学生横綱に輝くなど活躍した。1970年に大相撲の花籠部屋に入門し、同年初場所幕下付け出しでデビュー。幕下を2場所連続で全勝優勝して十両に上がると、初土俵から1年となる71年初場所で新入幕を果たした。

 72年秋場所後、同世代の貴ノ花とともに大関昇進。73年夏場所で全勝優勝を果たし、場所後に横綱に推挙された。初土俵からわずか3年半のスピード出世だった。

 横綱時代はトレードマークとも言える金色のまわしや、得意の左下手投げから「黄金の左」と呼ばれ、北の湖とともに角界を盛り上げた。優勝回数は歴代7位の14度。

 81年春場所で引退。花籠部屋を継承したものの、金銭問題などで85年12月に日本相撲協会を退職した。その後はプロレスラーに転身。2013年12月には咽頭がんの手術を受け、発声が困難な状況が続いていた。
https://www.asahi.com/articles/ASLB93HR2LB9UTQP00F.html

「輪湖時代」か。現役の頃は、北の湖*1とよりも(結局横綱にはなれなかった)貴ノ花(昨今何かと話題の貴乃花の父)と比較されることが多かったような気がする。(双方の引退直後だったと思うけど)このペアでCMにも出ていたし。それから、今年上半期の日本悪役大賞の有力候補であろう日大の田中英壽理事長*2は日大相撲部の先輩。貴ノ花大麒麟*3を初めとして、私が1970年代前半に親しんだ取的たちは大方この世の人ではなくなってしまったようだ。
「発声が困難な状況」で北の湖を語る輪島;

ライバル輪島さん「本当に強かった」 妻を介し惜しむ
2015年11月20日23時59分


 最大のライバルだった元横綱輪島大士さん(67)は20日、妻の留美さんを介して朝日新聞の取材に応じた。「1月に会ったときは元気そうだったので、びっくりした。相撲界をもっと長く引っ張って欲しかったので残念だ」とショックを受けていたという。

 生涯の対戦成績では、輪島さんが23勝21敗と勝ち越した。「それはただ単に結果であって、(勝ち越したことに)意味はない。北の湖は本当に強かった」と振り返っていた。

 輪島さんは下咽頭(いんとう)がんの手術を受け、現在は話すことが困難。取材には、留美さんに輪島さんの言葉を唇の動きから読み取ってもらう形で応じた。
https://www.asahi.com/articles/ASHCN7JKJHCNUTQP036.html

ところで、ボクサーの輪島功一は遠い親戚であると本人が何処かで語っていたような気もするけど、さて?