今度は「デリヘル」

神庭亮介*1内閣府サイトからデリヘル体験記にリンク「至急、訂正します」」https://www.buzzfeed.com/jp/ryosukekamba/government


最近、そのサイトの一部が熱湯浴満載になっているということで問題になった*2内閣府のサイトが(全く別の件で)悩ましいことになっているという。
2015年に開催された「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)」シンポジウムについての頁*3から、そのシンポジウムのサイトに飛ぶと、シンポジウムではなく、『恋人作るより風俗嬢』という「デリヘル体験記」のサイトに飛んでしまうのだという。これはシンポジウムのサイトのドメインhttps://sip-cao.jp/が何時の間にか第三者の手に渡ってしまったためだという。


BuzzFeed Newsの取材に対し、内閣府SIPを所管する部署の担当者は「以前にも似た事象がありましたが、今回の件はご指摘を受けて初めて気づきました。直接の担当者に連絡し、至急訂正いたします」と回答した。

政府のパソコンからは「アクセス禁止」のフィルタリング表示が出てしまい、具体的な内容をすぐには確認できない状態だったが、記者が文言を読み上げると、迅速な対応を約束した。

原因について、この担当者は「シンポジウムの特設サイトは外部に委託し、期限を区切って運営されていたもの。おそらく期限を過ぎた後にドメインが第三者にわたり、こういったサイトに切り替わったのではないか」と推測していた。

なお、「内閣府は5月9日14時までに、当該サイトへ飛べないようにする対応をとった」という。そもそもこのシンポジウムのサイトは「内閣府政策統括官(科学技術・イノベーション担当)の監修の下、株式会社博報堂が運営してい」たので、説明責任或いは説明能力は内閣府というよりは博報堂にあると言えるだろう。