化けたのではなく

『ハフィントン・ポスト』(『朝日新聞』)の記事;


2018年04月20日 11時33分 JST | 更新 13時間前
謎の生物? 横浜市で撮影される。サイのような皮膚、その驚くべき正体とは…
2カ月ほど前から夜中に道路で見かけることがあったが、昼間に見たのは初めてだった。

朝日新聞社提供


謎の生き物、横浜で撮影 サイのような皮膚...実はタヌキ

 横浜市栄区公田町の佐藤千恵子さん(62)は今月初め、自宅2階のベランダから「見たことのない生き物」を撮影した。サイのようなゴツゴツした皮膚の動物7〜8匹が甲高い鳴き声を上げてじゃれあったり、走り回ったり。2カ月ほど前から夜中に道路で見かけることがあったが、昼間に見たのは初めてだった。

 市動物園課などによると、生き物の正体は皮膚病にかかった野生のタヌキ。ダニの一種が皮膚の下に入り込んで感染。体毛が抜け落ち、皮膚がむき出しになるという。

 県自然環境保全課によると、皮膚病にかかったタヌキは県内で広く見られるという。県は自然環境保全センター(厚木市)や横浜市内の動物園など4カ所で、けがや病気で弱った野生鳥獣を受け入れており、2016年度に保護されたタヌキは交通事故などを含めて212匹。保護件数はここ10年、150〜200匹ほどで推移している。特定外来生物のアライグマを捕獲するわなにかかったタヌキが皮膚病だったケースも多いという。(武井宏之

朝日新聞デジタル 2018年04月19日 22時24分)
https://www.huffingtonpost.jp/2018/04/19/tanuki-racoon-rhino_a_23415778/

犀に化けたわけではないのね。不謹慎な話で恐縮だけど、この「ダニの一種」が人間に感染した場合、頭髪が「抜け落ち、皮膚がむき出しになる」、すなわち禿になるのだろうかと思ってしまった。
因みに、高畑勲の『平成狸合戦ぽんぽこ*1多摩ニュータウンのために八王子の多摩丘陵を追われた狸の一部は町田に移住したことになっているが、町田の隣は横浜市
狸とほかの動物との混同を巡ってはhttp://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160629/1467167097も参照のこと。
平成狸合戦ぽんぽこ [DVD]

平成狸合戦ぽんぽこ [DVD]