1911年生まれ

朝日新聞』の記事;


日野原重明さん死去 105歳 聖路加国際病院名誉院長

2017年7月18日08時54分

 
「生涯現役」として著作や講演など幅広く活動してきた聖路加国際病院名誉院長の日野原重明(ひのはら・しげあき)さんが、18日午前6時33分、呼吸不全で死去した。105歳だった。通夜・お別れの会は関係者で行う。葬儀は29日午後1時から東京都港区南青山2の33の20の東京都青山葬儀所で。

 1911山口県生まれ。京都帝大医学部卒。41年から聖路加国際病院に勤めた。同病院内科医長、聖路加看護大学長、同病院長などを歴任。02年度朝日社会福祉賞。05年に文化勲章を受章した。

 専門は内科学。成人病と呼ばれていた脳卒中、心臓病などを「習慣病」と呼んで病気の予防につなげようと1970年代から提唱してきた。旧厚生省は96年になって成人病を生活習慣病と改称し、今では広く受け入れられている。

 87年からは小学生を対象に「いのちの授業」を続けた。多数の著書があり、90歳で出版した「生きかた上手」がベストセラーになった。
http://www.asahi.com/articles/ASK3R7QBZK3RULBJ01T.html

また、『ハフィントン・ポスト』の坪井遥「日野原重明さんが死去、105歳 聖路加国際病院名誉院長」;

聖路加国際病院名誉院長の日野原重明(ひのはら・しげあき)さんが、7月18日午前6時半、呼吸不全で死去した。105歳だった。聖路加国際大学の広報室が発表した。

日野原さんは1911年山口県生まれ。京都帝大医学部卒。1941年から聖路加国際病院に勤め、同病院内科医長、聖路加看護大学長、同病院長などを歴任した。2005年に文化勲章を受章している。

予防医療の重要性を唱え、1954年、聖路加病院内に民間として初の「人間ドック」を開設した。また、成人病と呼ばれていた脳卒中、心臓病などを「習慣病」と呼んで病気の予防につなげようと1970年代から提唱。旧厚生省は96年になって成人病を生活習慣病と改称した。

多数の著書があり、90歳で出版した『生きかた上手』はミリオンセラーとなった。また、小学生を対象にした「いのちの授業」や講演活動、音楽劇への出演など、生涯現役の医師を貫きながら、幅広い活動を。NHKが関係者の話として伝えたところによると、日野原さんは自宅で静養を続けていたが、体調を崩し、18日朝6時半すぎに亡くなったという*1
http://www.huffingtonpost.jp/2017/07/17/shigeaki-hinohara-passed-away_n_17512776.html

日野原さんが生まれたのは1911年の10月4日。1911年は辛亥革命*2の年で、さらに詳しく言えば、双十節、すなわち10月10日なので、辛亥革命のほぼ1週間前に生まれたことになる。
日野原さんの本を最初に読んだのは、1983年の『死をどう生きたか』。どういう経緯で読むことになったなったのかは思い出せない。その頃、将来〈死生学〉に首を突っ込むことになるなんて、勿論思いもつかなかった。
死をどう生きたか―私の心に残る人びと (中公新書 (686))

死をどう生きたか―私の心に残る人びと (中公新書 (686))