『読売新聞』の記事;
宇賀神或いは弁天関係ということでメモ*1。
肉食断って108日間、仕上げに絶食7日の荒行
2017年04月13日 08時10分
兵庫県姫路市書写の書写山円教寺の法華堂で7日間、絶食をしながら真言を唱えるなどの荒行「宇賀大辨財天修儀頓成」に、同寺妙覚院の中安剛円住職(56)が挑み、12日午後、結願した。
中安住職は昨年12月19日から今年4月5日まで108日間、肉食を断って身を清める「精進潔斎」と、一日1座(一連の作法=平均1時間半)の真言を唱えるなどの「大辨財天修儀」を行った。仕上げの荒行として、同6日以降、塩と水のみを口にし、ほとんど寝ずに100座を唱え続けた。
12日午後2時50分頃、僧侶2人に支えられ堂内から姿を現した中安住職は「無心で祈り続けることができ、充実した1週間だった。今はとても穏やかな気持ち」と話した。
同寺によると、全国の天台宗の寺にいる僧侶で、達成したのは20人程度という。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170412-OYT1T50165.html
書写山円教寺*2は、時宗の宗祖、一遍上人*3との関係が深い。
時宗のサイトに曰く、
宗祖一遍上人は亡くなられる直前、所持していた経典を書写山円教寺の寺僧にお渡しになり、その他の書物は『阿弥陀経』をお読みになりながら、焼き捨てられました。51年のご生涯で一冊の著書も残そうとはされず、ひたすら全国を遊行し「南無阿弥陀仏」の念仏札を人々に配る旅を続けられました。一遍上人の教えはのちに時衆(一遍上人に付き従っていた人々)がまとめた国宝『一遍聖絵』、『一遍上人縁起絵』、『一遍上人語録』など、限られた史料の中に見出すことができます。
(「一遍上人の教え」http://www.jishu.or.jp/ippensyounin-osie )
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