赤子を道連れ

朝日新聞』の記事;


子の鼻に聴診器、顔に落書き、撮影…暴行容疑で母ら逮捕

2017年2月10日11時40分

 1歳の男児の顔に落書きしたり、聴診器のチューブを鼻に押し入れたりしたとして、警視庁はともに東京都足立区に住む母親で無職の少女(19)と交際相手で建設業の少年(19)を暴行容疑で逮捕し、10日発表した。少女はこの様子を撮影し、ツイッターに投稿して公開していた。

 少年事件課によると、母親らの逮捕容疑は昨年10月11日〜11月26日、少女の自宅で男児のおでこや目尻などにペンのようなもので落書きし、鼻や口に聴診器のチューブを押し込むなどの暴行をしたというもの。少年は「遊び感覚で悪ふざけだった」と容疑を認め、母親は「写真は撮ったが、チューブを入れたのは私ではない」と容疑を否認しているという。

 母親の携帯電話には、チューブを出し入れする様子の動画が保存されており、大人の笑い声も聞こえるという。この画像の投稿を発見した人から、他県警を通じて同庁に情報提供があった。

 同課は今年1月、男児の手足を粘着テープのようなもので縛った暴行容疑で母親と別の知人の少年(16)を逮捕。知人の少年もツイッターに手足が縛られた男児の写真を投稿していた。
http://www.asahi.com/articles/ASK2B3C1YK2BUTIL009.html

所謂〈バカッター〉事件*1なのだけれど、乳幼児を道連れにしているという点で特に悪質。

さて、京都の「なめくじ」事件*2の判決;


足なめ被告に有罪判決 地裁「被害者の羞恥心大きい」

2017年2月10日16時15分

 通りかかった女性に車の修理の手伝いを頼み、運転席に乗せて足をなめたとして、強制わいせつ罪などに問われた元トラック運転手、西山彰被告(56)の判決が10日、京都地裁であった。渡辺美紀子裁判官は「見知らぬ男性に足の裏をなめられた被害者の羞恥(しゅうち)心や不快感は大きかった」と述べ、懲役2年執行猶予4年(求刑懲役2年)を言い渡した。

 判決によると、西山被告は2016年の7月と9月の2回にわたり、京都市伏見区の駐車場で、通りかかった女性を車の運転席に座らせ、足をなめるなどした。

 西山被告は公判で、約5年前から月1回、計60回は同様の手口で足をなめていたことを認めた。判決は「手口は手慣れており、常習性もうかがわれる」と指摘した。渡辺裁判官が判決を言い渡した後、「二度としないでほしい」と声をかけると、西山被告は「二度としません」と答えた。
http://www.asahi.com/articles/ASK2B4GRGK2BPLZB00G.html

「二度としません」とぺろりと反省してもやめられるもんじゃないと思う。無理にやめようとしたら別の歪みが生じて、それはこれよりもさらに悲惨なことにならないとも限らない。まあ西山は〈リア充〉になればいい。まあそれだけだ。「足」を舐めさせてくれる女性と交際したり・結婚したりすれば別に問題はないわけだ。
ところで、2015年1月に愛知県「知立市内の小学校の校庭で、遊んでいた女児(10)の靴と靴下を脱がせ、足をなめた疑い」で逮捕された男がいるのだけれど*3、こちらの事件の帰結はどうなったことやら。