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『ちばとぴ!チャンネル』の記事;


ピコ太郎、初の“千葉凱旋”ライブ! 船橋降臨「地元だからばらすけど…」 独占レポート

ちばとぴ!チャンネル 12/11(日) 17:15配信


 「千葉県出身のシンガーソングライター」を自称し、「ペンパイナッポーアッポーペンPPAP)」のYoutube動画で世界を席巻したピコ太郎(自称53)が11日、船橋市の「ららぽーとTOKYO−BAY」で初の“凱旋”ライブを行った。

 アルバム「PPAP」のリリースを記念したこのフリーライブには、メディアで唯一、ちばとぴ!編集部が潜入に成功。ライブの模様を独占レポートする。


◆「おかえりピコたん」

 ピコ太郎が千葉県出身という設定であることは、本人のプロフィールではもちろん、県のマスコットキャラクター「チーバくん」もツイッターで呟くなどしており、県民にとってはもはや常識。会場となった屋内イベント広場には、故郷へ錦を飾りに帰ってくるスターを一目見ようと約千人のファンが押し寄せた。

 午後3時過ぎ、アニマル柄の衣装に身を包んだピコ太郎がついにステージに姿を現すと、県民らは万雷の拍手で出迎え。身長186センチのピコ太郎は「本物は意外と大きいでしょ? ただの派手なおじさんですよ」などと軽く笑いを取ると、代表曲「ペンパイナッポーアッポーペン」からライブをスタートさせ、会場を一気に熱狂の渦に包み込んだ。


◆「ジャスティンにもう一度…」

 PPAP以外の曲はあまり知られていないと感じ取ってか、男手一つで育ててくれた父の実話を歌ったという「ロミータ・ハシミコフ」や、3年前まで11年間やっていたバイトを題材にした「ヒヨコ選別」など、一曲一曲、解説を加えながら約40分間で10曲を熱唱したピコ太郎。

 最後に「地元だからばらしてしまいますが、近日中に新曲をたくさんアップします」と宣言し、さらに「英語の曲も入れるので、もう一度、ジャスティン・ビーバーリツイートを頼みたい」と笑わせた。2日前までフランスにいたというピコ太郎は「世の中おかしい。私みたいなのを世界中が知っていてすごいな」とファンの声援を浴びながらステージ上で感慨に耽っていた。

 ライブ後はCD購入者とのハイタッチイベントや写真撮影会も行われ、約3時間、じっくり地元千葉のファンと交流した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161211-00010000-chibach-l12

ピコ太郎*1って「千葉県」の何処の出身かということはわからないんだよね。まあ青森人*2にそこまでの配慮を求めることも無理だろうか。以前にも書いたのだが、千葉県は旧国制では下総、上総、安房の3国だった上に、現在の県域に重なるような大藩もなかったので、県民にとって千葉県というのは想像の共同体としてのリアリティにいまいち欠けるところがある*3。だから、「千葉県出身」ということだけではいまいちぴんと来ない。さて、千葉県の地図を形象化した「チーバくん」は劃期的だったけれど、それでもさらにローカルなふなっしー*4には及ばないということが、千葉県における県民意識の困難を表わしている。ピコ太郎はふなっしーに勝てるか。
数日前、息子が突然「PPAP*5を歌い出して吃驚した。中国語訳も一緒に。筆菠蘿苹果筆