花言葉は「愛敬」

朝日新聞』の記事;


まかない料理に毒性の種交ぜた疑い 居酒屋元店長を逮捕

2016年12月1日20時57分

 居酒屋のまかない料理に毒性のあるチョウセンアサガオの種を混ぜ、アルバイトの大学生に食べさせたとして、兵庫県警は1日、同県姫路市の居酒屋元店長の男(30)を傷害の疑いで逮捕・送検したと発表した。男は「勤務態度に不満があった」と供述し、容疑を認めているという。男は同日釈放され、県警は任意で捜査を続ける。大学生は中毒症状で入院し、現在は回復しているという。

 姫路署によると、男は11月9日午後10時半ごろ、アルバイトの男子大学生(20)にまかないとして出した丼料理に、少量のチョウセンアサガオの種を混ぜて食べさせた疑いがある。

 大学生は翌10日、意識がもうろうとなって救急搬送され、約1週間入院。同日、店のオーナーが大学生の入院について男に尋ねたところ、男が種を混ぜたと打ち明けたため、オーナーが同署に相談したという。

 チョウセンアサガオの種はスコポラミンなどの毒性がある。男は本でチョウセンアサガオについて知り、種はインターネットのサイトで購入したという。
http://www.asahi.com/articles/ASJD1554RJD1PIHB025.html

朝鮮朝顔花言葉は「愛敬」であるらしいけれど*1、ちょっと怖いね。普通のパワハラだったら対抗もできるだろうけど、毒を盛られちゃ、それもできぬ。
朝鮮朝顔*2というと、どうしても世界初の全身麻酔手術を行った華岡青洲を思い出すのだが、その麻酔薬「通仙散」の成分は朝鮮朝顔だけでなく鳥兜も入っていたようだ。ところで、「チョウセンアサガオ」というと、熱湯浴たちがシャブでも打ったかのようにしゃきっと元気になってしまうのかも知れないが、朝鮮半島とは関係ない。南京虫や南京米と同じか。
なお、華岡青洲については、


Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8F%AF%E5%B2%A1%E9%9D%92%E6%B4%B2
https://en.wikipedia.org/wiki/Hanaoka_Seish%C5%AB
青洲の里「華岡青洲の生涯」http://seishu.sakura.ne.jp/seishu.html
和歌山県立医科大学附属病院紀北分院「華岡青洲の麻酔」http://www.wakayama-med.ac.jp/med/bun-in/seishu/anesthesia.html