都築響一*1『ROADSIDE DIARIES 移動締切日』、第7回『scripta』41、2016、pp.22-32
2016年8月15日から。北九州市小倉について;
小倉には、http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20081106/1225988138 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100425/1272127480 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100521/1274460612 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20141101/1414854742 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20141112/1415727626 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160227/1456536869 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160227/1456536869 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160530/1464572478で言及している。
福岡県というと「福岡市×ほかの全部」という図式が一般的で、「北九州」とか「小倉」とかは、だいたい「暴力団」とか「抗争」とか「流れ弾」みたいなイメージが直結しているけれど、僕がもし住むとしたら博多より小倉を選ぶ。街のサイズがちょうどいいのと、気取りとは無縁のフレンドリーな空気感が、すごく肌に合っている気がするから。
昔ながらの歓楽街の雰囲気も、博多よりはむしろ小倉に残っていて、なかでもストリップ劇場の「A級小倉」と、立ち飲み屋数軒、それにもう日本で3つしかない薔薇族映画館「小倉名画座2」*2がかたまる一画が大好き(ちなみにあとの2軒は東京ではなく、横浜と広島にある)。そのすぐ先(駅側)はすでに再開発で古いビルが壊されてしまったが(このビルの飲食街もとかったのに!)、なんとか踏ん張って生き残ってほしい街角風景だ。(p.29)