公衆電話など

承前*1

寺内樺風が通学していた千葉大学(西千葉)*2、2月から移り住んでいた東中野、少女が脱出に成功した日に買い物に出かけたという秋葉原*3。ここから浮かび上がってくるのは総武線というか黄色い電車なのだった。
さて、少女は駅の「公衆電話」で親に電話し、さらに110番した。この事件の鍵言葉のひとつは「公衆電話」だろうと思った。そう考えたのは私一人ではなかったようだ;


ねとらぼ「行方不明だった少女保護で再び注目される公衆電話 数も減り利用したことがない子どもも増えている」http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1603/28/news098.html
高田タケシ「「娘は公衆電話の使い方知らない」中学生"誘拐"事件で公衆電話の重要性に再注目」http://www.excite.co.jp/News/bit/E1459138464238.html


さて、3月27日以降の報道では被害者の名前は伏せられている。しかし、この事件に関して検索をかけてみると、被害者の実名はネット上のそこかしこに散らばっている。一瞬、被害者の実名を曝すなんて酷いじゃないかと思ったのだが、考えてみれば、彼女は公開捜査の対象となっていたわけだ。実名が拡散しているのはそのため*4。まあ納得はしたのだが、今更匿名化して意味があるの? とも思ったりした。
See also


Associated Press “Japan police catch man suspected of kidnapping and holding girl captive” http://www.theguardian.com/world/2016/mar/28/japan-police-catch-man-suspected-of-kidnapping-and-holding-girl-captive-tokyo