「ハーフ」を巡って幾つか

承前*1

おおしまりえ「もうやめて!ショーンKが炎上するほど感じる日本人の「学歴×ハーフ」コンプレックス」http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160318-00010000-jisin-ent


曰く、


そしてもう1つのリアクションは彼のビジュアルについてです。純粋な日本人だったということで、鼻の高さへの違和感や、整形疑惑が噴出しています。一部では50万円でできるなんていう噂も…真実は不明ですが、こちらも盛り上がれば盛り上がるほど、我々日本人の中にある、ハーフ顔への憧れが露呈しているように感じます。

彼のしたことは、視聴者を惑わすやってはいけない行為です。ですが、バッシングする人々は、自分自身の中にある「学歴」「肩書き」「ハーフ」に対するコンプレックスを、川上氏にぶつけている気がしてなりません。

「ハーフ顔への憧れ」か。まあどの社会においても(スティグマになるのかカリスマになるのかはともかくとして)〈平均〉から外れたエクゾティックな「顔」に対する特殊な感情というのは存在するのではないだろうか。
ところで、正月に「ハーフってなんで劣化するのが早いんでしょうね」と発言して火事を起こした古市憲寿*2はこの件について何と言っているのだろうか。また、もし古市がこのことを「ショーン・マクアードル川上」に言ったら、彼はどういうリアクションをしたのだろうかと思った。
さて、小学校低学年の頃、片仮名の名前を名乗る人、例えばジャイアント馬場アントニオ猪木サンダー杉山ラッシャー木村とかはみんな混血というか「ハーフ」だと思っていた。