先月上旬の『J-CAST NEWS』の記事;
ヲチされる『妖怪ウォッチ』*1という感じだろうか。でも、こういうギャグって、如何にも小学生男子が好みそうなものじゃないの? 『クレヨンしんちゃん』*2でもそうだけど、こういう下ネタというのは、思春期以降の大人にとってのエロとは次元を異にするように思う。逆に言えば、広島の「気分」は「ワンマン社長」ちぇんちぇーのように*3、〈小四病〉と謗られても仕方がないというところはあるんじゃないか。バナナを手に「あぁ〜ん、長い〜反ってる〜」 テレ東「妖怪ウォッチ」の「過激表現」がBPOに通報される
2015/12/ 9 18:42
人気アニメ「妖怪ウォッチ」(テレビ東京系)に登場した過激な「下ネタ」シーンが放送倫理・番組向上機構(BPO)に問題だとして通報された。
男性設定のキャラクターが突然艶っぽい言葉を発しながら、「バナナ」を食べるというもの。ネットでも「大丈夫か...」「かなりヤバい」「ただの下ネタ」と物議を醸している。
「ただの下ネタじゃねえか」それは、2015年11月20日放送の第96話で飛び出した。人気作品「北斗の拳」のパロディとみられるストーリーで、主人公の妖怪が豚の姿をした敵を「秘孔突き」で倒す場面だ。
パンチを浴びせた後、
「経絡秘孔の1つ、『反り返る長いものの誘惑』を突いたヅラ!お前はもう、バナナ好きのオネエ系ヅラ!」
と叫ぶと突然、それまで主人公らを脅していた強面の敵がバナナを手に、
「あぁ〜ん、長い〜反ってる〜」
と艶っぽい言葉を発する。その後、クネクネと動きながらバナナの皮をむいて食べ、タレント・IKKOさんのギャグで知られる「どんだけ〜」を披露する。
子ども向けのアニメらしくない大人顔負けの「下ネタ」に、放送中から、
との指摘がツイッターで上がった。そして、11月中にBPOへ申告された。BPOの公式サイトによると、視聴者は「子ども向けアニメ番組」と番組名を伏せつつ、
「大丈夫か、妖怪ウォッチ...」
「かなりヤバい」
「ただの下ネタじゃねえか」と前出のシーンを批判した。
「男性設定のキャラクターが女性化して、意味ありげにバナナを食べるシーンがあった。子どもには意味が分からないかもしれないが、親として非常に不愉快だった」
尻を突かれて「ワンモア!グリグリ!」と絶叫
妖怪ウォッチのアニメがBPOに通報されるのは今回が初めてでない。2014年6月にやり玉に挙がったのは、ロボット型の妖怪が敵キャラクターに剣先で尻を突かれ、気持ちよさそうな表情を浮かべながら「カモン!グリグリ!ワンモア!グリグリ!」と絶叫する23話のシーンだ。
これに、
との苦情が入っている。
「臀部を刀で刺されたキャラクターが喜ぶシーンがあった。ギャグ要素が盛り込まれている番組であることは理解しているが、今回のシーンは過激な下ネタであり不快だ。普段は家族一緒に楽しめる番組内容なので、極めて残念だ」「下ネタ」とは違うものの、猫をモチーフにした人気キャラクター・ジバニャンの「チョコレート好き」という設定に対する批判もあった。こちらは2014年11月、「本物の猫にとってチョコレートは毒物である。子どもたちが『猫はチョコレートが好き』という誤った情報を基に、本物の猫にチョコレートを与えてしまうと猫の体調に重大な悪影響を与えることになってしまうので、注意を促すべき」との意見が寄せられている。
ちなみに、妖怪ウォッチのBPO通報は今回で3回目となるが、今までに審理入りしたものは無い。
http://www.j-cast.com/2015/12/09252773.html?p=all
「猫をモチーフにした人気キャラクター・ジバニャンの「チョコレート好き」という設定に対する批判」に関しては、「テレビ東京」側も一応釈明というか注意喚起をしたことがあったのでは? これに関しては、TBSの方がもっと酷いらしい;
「ネコにチョコレート食べさせた」に愛猫家仰天 TBSに「ネコが死ぬぞ」「放送を止めてくれ」
2016/1/ 6 18:15
かわいく賢いネコを大集合させ、視聴者に癒しと笑いを届けるテレビ番組だったはずなのに、愛猫家から「ネコが死ぬぞ」といった厳しい批判が上がることになってしまった。
食事のシーンでネコに与えていたのが、ソフトクリームや、チョコレートでコーティングされたアイスクリーム、しぼりたての牛乳だったからだ。
二本の前足でコーンカップを器用にしっかりと抱える映像
問題の番組は2016年1月4日放送のTBS系番組「ハッピーあにまる2016」で、「激カワ&爆笑ネコ大集合」というコーナーでのことだ。かわいいネコの紹介にはとどまらず、様々な特徴や特技のある猫が登場した。「ユーチューブ」などで人気のネコの動画も紹介された。
そしてその中に愛猫家たちから「ダメでしょ、ダメだよ」「動画を流すな!」などと悲鳴があがるものが含まれていたのだ。
それはロシアンブルーのオスネコが、二本の前足でソフトクリームのコーンカップを器用にしっかりと抱え、美味しそうに舐めているというもの。そしてチョコでコーティングされたアイスも美味しそうに舐めていた。ツイッターや掲示板には、
などといった批判が大量に出た。また、別のネコが搾乳している牛舎に入って行き、乳をダイレクトに口で受け取り美味しそうに飲む、という様子も放送され「ネコに牛乳はダメだ」などと指摘する人もいた。
「チョコ食ったらダメだろ!!!!死ぬぞ」
「猫にアイスクリーム?それもチョコアイスはあかんでしょ 病気になるよTV局も動画流してないで飼い主に注意するべきでしょ」
「最初はバニラ食べててんけどチョコアイス食べてるのまで流しててん。しかもナッツも乗ってた」
「最近こういうテレビ多くて腹立たしいです。飼い主もだけど、制作者側が無知なのか、知ってるけど かわいいから気にせず放送してるのか...。これみてまた無知な飼い主が真似したらどうする気なんでしょう...」
チョコは絶対に与えてはダメ、死亡する可能性も
ペットフード会社やネコの食事に関する専門サイトを見ると、ネコに食べさせてはいけない食品が載っている。チョコ、乳製品、ナッツ、牛乳、カフェインを与えてはダメだとしている。乳製品や牛乳に関しては、乳糖を分解するラクターゼという酵素が少ないからで、下痢を起こすことがあるという。
ナッツに関してはセルロースを消化できないため腹痛や下痢をする可能性があるそうだ。チョコに関しては危険度が高く、絶対与えてはならないものの一つだ。テオブロミンという物質が分解できないためで、最悪の場合は命を落とすこともある。今回のネット上の騒ぎについてTBSに対し読者から苦情は来ているのか、そして今後どのような対応をするのかを問い合わせたところ、
とだけ回答があった。
「この番組に限らず、視聴者の皆様からは、日頃から様々なご意見をいただいておりますが、その内容については従来から公表しておりません」
http://www.j-cast.com/2016/01/06254903.html?p=all
*1:Mentioned in http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20150715/1436886929 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20150718/1437241421 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20150728/1438066833
*2:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090916/1253130757 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090920/1253474154 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20140926/1411667962 野原しんのすけは「幼稚園児」としてはちょっとおませで、小学校低学年という感じはする。