或る「急性アルコール中毒」の話

京都新聞』の記事;


部室で飲酒、19歳死亡 京都府立大

京都新聞 12月17日(木)22時30分配信


 京都府立大京都市左京区)は17日、キャンパス内のクラブ部室で飲酒していた1年の女子学生(19)が16日に急性アルコール中毒で死亡した、と発表した。
 府立大によると、女子学生は16日午後6時ごろから、部室で同じクラブの上級生の部員ら約10人とともに飲酒を始めた。途中で意識を失ったため、午後10時半ごろに同席していた男子学生が119番通報し、市内の病院に運ばれたが、同日中に死亡が確認された。女子学生は意識を失う前、「ウイスキーを紙コップで2杯飲んだ」などと話したという。飲酒の強要は確認できていないとしている。
 府立大の発表では、死因は司法解剖の結果、急性アルコール中毒だったという。
 学内での飲酒について、同大学は、食堂などの一部の施設で届け出の上で認めていたが、クラブ部室では禁止していた。今回の事態を受け、学内での飲酒を無期限で全面的に禁止することを決めた。
 会見した築山崇学長は「前途ある学生が志半ばで人生を終え、残念でならない。学生の生命を守る責任をしっかり果たすため、学内における飲酒の規制や点検の強化、教育を徹底する」と述べた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151217-00000036-kyt-soci


ata***** | 2015/12/17 23:38

未成年とはいえ大学生、亡くなったのは可哀想だけど大学側が頭下げるのはおかしい、自己責任だと思う
体質的にアルコールを分解できない人だったのでしょう
そういった方は、たかが缶ビール1本でも死に至る場合もあるようですよ

というコメント。「大学側が頭下げるのはおかしい」というのはそのとおりなのだけど、死んだ女子学生の「自己責任」というよりは、周りで煽った連中が責めを負うべきべきだろう。3時間半で「ウイスキーを紙コップで2杯」であれば、そんなに多い酒量とも思えない。だから、煽られて一気に飲み込んだのが致命的だったのではないかと推測するのだ。
酒の飲み方というのは、幾度かの嘔吐と自己嫌悪感を経て、自ずと会得されるべきだろうと思う。それを会得するのが学生時代なのではないか。就職して勤め人になってゲロを吐いていたんじゃ、大学はいったい何を教育してきたんだよということになってしまう。「学内での飲酒を無期限で全面的に禁止」してしまうと、学生からそういった試行錯誤のチャンスを奪ってしまうことになるんじゃないか。
京都府立大学って、ヒポクラテスたち』のモデルというか、大森一樹の母校ですよね
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