ロイ・ハーパー問題

Steven Morris “Folk musician Roy Harper abused and indecently assaulted girls, court told” http://www.theguardian.com/uk-news/2015/jan/20/folk-musician-roy-harper-abused-assaulted-girls-court


シンガー・ソングライターのロイ・ハーパー(73歳)*1が1970年代に当時11歳だった女性を性的に虐待した容疑で起訴されている。その女性は、当時セレブたちのたまり場だったロイ・ハーパーの家に出入りしていた。しかし、彼女のその後の人生は、トラウマから酒に溺れ、自殺も2回企てたという。彼はさらに、1980年に当時16歳だった女性をレイプした容疑でも起訴されている。 ロイ・ハーパー側はどちらの件も否認している。
1970年代において、ロイ・ハーパーは既にブリティッシュ。ロックの伝説的な存在だった。日本では(多分英国でも)メジャーな存在ではなかった。でも、多くのロック・ファンにとっては、直接知なくとも、ZEPのジミー・ペイジが、或いはピンク・フロイドがリスペクトしているという凄い人という、それこそ伝説のような知られ方をしていたと思う。実際、ZEPには「ロイ・ハーパーに脱帽」という曲がある。また、彼はピンク・フロイドの”Have a Cigar”というファンキーな曲で、リード・ヴォーカルを務めている。下の世代ということだと、ケイト・ブッシュへの影響。

レッド・ツェッペリンIII

レッド・ツェッペリンIII

Wish You Were Here

Wish You Were Here