カラやんなど

実は先崎彰容『ナショナリズム復権』という本は、なかなか読み進めることができない。読んでいると、怒りが込み上げてきて、拳を握ってしまい、とても〈本を読む〉という姿勢にはならないのだ。日本に帰ってきて、『毎日新聞』の書評欄で、佐藤優*1柄谷行人『遊動論 柳田国男と山人』(文春新書、2014)の書評を書いていたのを読んだ。これは先崎本と論点も一部被っているようだということで、買おうと思ったのだが、1月に出た新書本にも拘わらず、最初に行った、そして次に行った大きめの本屋では影も形もなく、3軒目でやっと落手した。

ナショナリズムの復権 (ちくま新書)

ナショナリズムの復権 (ちくま新書)

それから、某古本屋で、新島淳良『私の毛沢東』(野草社、1979)、Francis Mcdonald Cornford『ソクラテス以前以後 ギリシア哲学小史』(大川瑞穂訳、以文社、1972)を買う。ブックオフで、矢野顕子『LOVE IS HERE』。また別の日、タワレコで『矢野顕子忌野清志郎を歌う』。ピンクのブーツが凄い!
私の毛沢東

私の毛沢東

ソクラテス以前以後―ギリシア哲学小史 (1972年)

ソクラテス以前以後―ギリシア哲学小史 (1972年)

LOVE IS HERE

LOVE IS HERE

矢野顕子、忌野清志郎を歌う

矢野顕子、忌野清志郎を歌う