１か月ぶり

承前*1

大晦日、ヨシタケシンスケ『りんごかもしれない』（ブロンズ新社、2013）とリービ英雄『日本語を各部屋』（岩波現代文庫、2011）を買う。

りんごかもしれない

元日の午後、成田空港へ。青山ブックセンターで、酒井順子『ユーミンの罪』（講談社現代新書、2013）と速水健朗『フード左翼とフード右翼　食で分断される日本人』（朝日新書、2013）*2を買い、上海行きのデルタ航空機に乗り込む。デルタ航空の機内誌を読みながら、アラスカの州都がアンカレッジではなくジュノーであることを思い出す。また、新たなるグルメの地として白露が注目されているという記事があった。浦東空港には北京時間９時半頃着陸。タクシーで自宅に到着したのは11時頃（日本時間では２日になっている）。

ユーミンの罪 (講談社現代新書)

フード左翼とフード右翼 食で分断される日本人 (朝日新書)

成田空港へ行く京成電車の中で、ファン・ヘネップ『通過儀礼』*3とオクタビオ・パス『弓と竪琴』を読了。『弓と竪琴』は、その近代批判において、ほぼ同じ頃に刊行されたアレントの『人間の条件』と通じ合うところが多々ある、と思った。

通過儀礼 (岩波文庫)

弓と竪琴 (岩波文庫)

The Human Condition

*1:http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20131203/1385998416

*2:See http://d.hatena.ne.jp/gotanda6/20131213/dec02 http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2013/12/post-c6ab.html

*3:Mentioned in http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20131231/1388455834