河村効果

承前*1

『朝日』の記事*2


南京市、名古屋市との交流停止 河村氏発言受け


 中国・南京市政府は21日、名古屋市河村たかし市長が「南京事件というのはなかったのではないか」と発言したことを受け、両市間の公の交流を当面停止すると発表した。南京市外事弁公室のスポークスマンは「虐殺の史実を否定する(河村市長の)発言は、南京市民の感情を著しく害した」と非難した。

 河村市長は20日、姉妹友好都市である南京市の共産党市委員会の常務委員ら訪日代表団の表敬訪問を受けたとき、「一般的な戦闘行為はあった」としながら、旧日本軍による虐殺を否定するような発言をした。訪日代表団はその後、「河村市長の言論は無責任であり、歴史をねじ曲げ、南京の人びとを尊重する気持ちが欠けている」と非難。

 河村市長が南京事件後に現地に駐屯した父親が優しくもてなされたことを理由に挙げたことについて、南京大虐殺記念館の朱成山館長は「個人的経験に基づいて歴史を主観的に臆測することは極めて不謹慎だ」と批判するなど、南京で反発が広がっていた。

朝日新聞デジタル 2012年2月22日2時17分)
http://www.asahi.com/international/update/0222/TKY201202210816.html

また大村秀章も渋い顔をしているという;

大村愛知県知事「発言修正した方がいい」
2012.2.22 14:28


 愛知県の大村秀章知事は22日、河村たかし名古屋市長の「南京大虐殺」をめぐる発言に関し「(名古屋市と)南京市との交流も止まるなど外交問題になっている。(河村氏は発言を)近いうちに修正した方がいい」と述べ、早急に南京市との関係修復を図るべきだとの認識を示した。都内で記者団に述べた。

 南京の訪問団が発言を聞いた後、河村氏と握手を交わしたと伝えられ批判されていることを踏まえ、大村氏は「南京の訪問団は中国に帰れていないと聞いた。記者会見ならいいが、訪問団に(直接)言うのは相手の立場がない」と河村氏を批判。

 「(南京事件の死者数について)日中の専門家でも違いがある」と述べた上で、個人的見解と歴史認識は切り分け、発言には慎重になるべきだとした。河村氏に対し助言していくという。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120222/lcl12022214290004-n1.htm

中国(南京)側に対して何かいうとしたら、河村がああいう男だったというのは既にご存知だった筈でしょ、ということくらいか*3