小娟ライヴ

承前*1

金曜日、浦東の上海東方藝術中心で、小娟&山谷裡的居民*2のライヴを観る。同時刻に上海万博旧会場で王菲のライヴが行われていたにも拘わらず*3、会場は9割以上の入り。小娟のライヴは2008年にも観ているが*4、今回は香港生まれの日本人パーカッショニスト、荒井壮一郎が加わっている。また、曲目は、1970年代の台湾フォークをカヴァーした新譜『台北到淡水』の曲が中心。これまで、小娟&山谷裡的居民というと、小娟の透明な声をコアとするレイド・バックした音楽という印象が強かったのだが、ライヴを聴いてみて勿論その印象は変わらないが、また荒井壮一郎の加入の効果かどうかわからないが、とにかくリズムのヴァラエティが楽しかった。さらに、劉暁光のソプラノ・サックス、黎強のウクレレ等もよし。
勿論、帰りに『台北到淡水』を買う。