http://d.hatena.ne.jp/jun-jun1965/20101111
小谷野敦氏、独逸映画『ベルリン忠臣蔵』を語る。これってDVD化されていないんだね。また、アマゾンの「この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています」もなかなか味わい深い。私は昔TVの深夜番組で観たけれど、やはり舞台が「ハンブルク」なのに何故タイトルは「ベルリン」なのだと思った。もしかして、ヴィム・ヴェンダースの『ベルリン・天使の詩』*1に便乗したものか。ただ、『ベルリン忠臣蔵』の日本公開が『ベルリン・天使の詩』よりも前だったら、この憶測は崩れることになる。『ベルリン・天使の詩』の日本公開はたしか1988年4月。また、何故「忠臣蔵」なのかというのは、当時ヨーロッパではモーリス・ベジャールのバレエによって「忠臣蔵」の知名度が上がっていたからということでいいの? 原題は(小谷野氏が記しているように)『サムライたちの夏』*2。「忠臣蔵」の変な解釈といえば、イアン・フレミングの紀行集『007号/世界を行く』の日本紀行篇に、誰からどう聞いたらこういう筋になるんだという「忠臣蔵」話が載っていたけれど、詳しい内容は忘れてしまった。日本にも、変な「忠臣蔵」として、『わんわん忠臣蔵』というのがあったよ。
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