「証明」など

承前*1

龔菲「傍証無用、鑑定“曹操墓”至少三年」『東方早報』2010年9月6日


8月に曹操の墓だとされている河南省安陽市の「西高穴村高陵2号墓」の発掘の過程で「人為策劃、故意造假、作偽証等行為」が存在したことを糾弾する声明を出した閆沛東氏は9月5日に捏造の「鉄証」として、西高穴村村民徐某の直筆による「証明」書のコピーを公表した。そこでは、偽造した63枚の石碑を墓の中に埋めたこと、偽造には地元の共産党書記の指揮の下で行われたこと等が述べられている。
「西高穴村高陵2号墓」は2005年の大晦日に爆薬を使ってこじ開けられ、大規模な盗掘が行われた。それ以後も数回に亙って盗掘が行われており、地元警察は墓泥棒38人を逮捕している。記事によると、一旦「保釈」された墓泥棒たちが最近再び拘束されているという。また、西高穴村では許可なくメディアの取材に応じてはならないという緘口令も出ているという。