「ユンケル」を40本

『読売』の記事;


酒気帯び逮捕の教授「ユンケル40本飲んだだけ」

 兵庫県警西宮署は14日、武庫川女子大教授・相沢徹容疑者(46)(兵庫県西宮市)を道交法違反(酒気帯び運転)容疑で現行犯逮捕した。


 相沢容疑者は、全日本女子バレーボールチームのチームドクターも務める整形外科医。「院長を務める診療所で栄養ドリンク『ユンケル』を40本飲んだ。酒は飲んでいない」と容疑を否認しているという。

 発表によると、相沢容疑者は13日午後11時10分頃、西宮市今津二葉町の国道43号で、酒気を帯びた状態で乗用車を運転した疑い。追突事故を起こしたために同署員が駆けつけ、基準値を上回る呼気1リットル中0・4ミリ・グラムのアルコール分を検出したという。

 ユンケルを製造、販売する佐藤製薬(東京)によると、ユンケルに含まれるアルコール分は多いもので3%以下。30ミリ・リットル入り40本で、500ミリ・リットル入りビール1缶の含量に相当するというが、同社広報部は「用法は1日1本と定め、ラベルにも記載している。様々な生薬を配合しており、一度に3本も飲めば気分が悪くなるはず。大量摂取は想定外」としている。

 同大学によると、相沢容疑者は日本体育協会公認のスポーツドクターで、2001年4月から文学部でスポーツ医科学を担当。同大学は「事実なら教育に携わる者として申し訳ない。事実関係を把握し、適正に処分したい」としている。
(2010年7月14日12時09分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100714-OYT1T00567.htm