「神戸牛肉」

李禕「滬售神戸牛肉多為国産冒牌貨」『東方早報』2010年6月3日


上海市食薬監管局によれば、現在上海で出回っている「神戸牛」の大多数は中国産、濠太剌利産、ニュージーランド産、つまり偽物であるか、密輸されたものである。後者の場合、検疫を経ていないので、伝染病に感染していたり「激素」(ホルモン)が添加されている可能性があるという。
これは今更という感じの報道。中国では2001年の狂牛病騒動以来日本からの牛肉の輸入を禁止しており、2006年4月にも銅川路にある卸売市場で日本等から密輸された牛肉2頓以上が押収されている*1。それ以降も、日本人・中国人を問わず、空港での牛肉密輸の摘発が増加しているという話はあったのだ。

史寅昇「“鬼屋”開業一天就関停修設備」『東方早報』2010年6月3日


さて、6月1日に中国で初というお化け屋敷(鬼屋)「鬼獄鬼屋」が康定路に開業し、オープンの2時間前には50メートルの行列ができた。あまりに多くの客が押し寄せたために、内部の設備も壊れ、翌日には早速設備修理のために休業してしまったと。