沈靚「日駐滬総領事館簽証発報創新高」『東方早報』2014年8月7日
中国から日本への旅行者は、2011年の東日本大震災、さらには2012年の尖閣列島を巡る〈反日祭り〉*1を契機として落ち込んでいたが、今年は円安を背景として恢復が見られる。上海の日本総領事館は今年の上半期(1〜6月)に、過去最高となる47.5万件のヴィザを発給した。今年1年の発給数は万件を超える見込みである*2。 上海の日本総領事館が管轄する地域は、上海市のほか、江蘇省、浙江省、安徽省、江西省に及んでいる。旅行者恢復の原因としては、円安のほか、都道府県別のプロモーションの活発化が挙げられている。