上海/日本(メモ)

「MY STYLE IN SHANGHAI」『Super City Shanghai』2009年5月号


上海で活動する日本人デザイナーの菊池千春さん曰く、


上海の若者のファッションを見て、とてもシャープな印象を受けました。洋服も柄物は少なく、無地のシンプルな物が多い。でもシルエットやデザインが凝っていて大人っぽく、モードな着こなしをしているかな、と感じました。モノトーンの着こなしの人もいれば、ビビッドな色で組み合わせる人、トップスはゆるいカジュアルなタイプでもジャケットやスキニーで締め、かっちりとした大人な組み合わせ。カジュアルだけど仕事が出来そうなクールな感じにまとまっていて、グングン発展していく上海のようですね。
逆に、最近の日本の若い人のファッションは、民族調なもの、ナチュラルな素材のものでロハスな感じや、色も天然色で優しい感じのぬくもりあるリラックスしたスタイルが主流になっています。社会経済的な影響が服装にも表れていますね。(p.30)