神仏分離を生き延びて

『毎日』の記事;


仏像盗難:奈良の無人の寺社から3体
2009年3月28日 21時16分

 奈良県天理市福住町の明福院(みょうふくいん)と同県宇陀市榛原区の六柱(むつはしら)神社に安置されていた仏像3体がなくなっていたことが28日、県警や関係者への取材で分かった。いずれも文化財指定は受けておらず、普段は無人状態だったという。奈良県警が窃盗容疑で調べている。

 県警などによると明福院では20日ごろ、木製の弘法大師像(室町時代、高さ45センチ)など仏像2体がなくなっていることに住民が気付き県警天理署に届け出た。2月24日に仏像2体が安置されているのを確認しており、堂内に足跡のようなものが残っていたという。

 六柱神社でも住民が22日に観音堂の本尊、木製の十一面観音立像(江戸時代中ごろ、高さ1.81メートル)がなくなっていることに気付き、県警宇陀署に通報した。観音堂の入り口3カ所は施錠されていたが、1カ所に、こじ開けた跡があった。2月6日には住民が堂内にある仏像を確認していたという。

 同神社では昨秋にも、十一面観音立像の横にあった阿弥陀(あみだ)如来立像など3体が盗まれている。【山本和良、大森治幸】
http://mainichi.jp/select/today/news/20090329k0000m040075000c.html

「仏像」が盗まれたというより、神社に「観音堂」があるということが興味深かった。
因みに、「六柱神社」という名の社は(検索してみると)全国に分布しているよう。