沖縄、東京

奈良県金峯山寺や京都の下鴨神社に「液体」がかけられた痕跡が見つかったばかりだが*1、沖縄の首里城や東京の明治神宮*2に「油」がかけられた痕跡(「しみ」)が見つかっている。
朝日新聞』の記事;


首里城守礼門に液体、沖縄県警が捜査

小山謙太郎、上遠野郷

2017年4月3日20時58分


 那覇市首里城公園で3日、沖縄県指定文化財守礼門(しゅれいもん)などに液体が付着しているのが見つかった。県警は何者かが故意にかけたとみて、器物損壊容疑で調べている。

 那覇署によると、3日午前、公園を管理する沖縄美(ちゅ)ら島財団から「園内の施設に油のような液体がかけられている」と通報があった。財団の説明では、この日朝、公園にある「万国津梁(ばんこくしんりょう)の鐘」のレプリカにしみがあるのを警備員が発見。他にも守礼門の柱の下部や、別の二つの城門の木製扉にしみが数カ所あった。油状の透明な液体とみられるという。

 守礼門は国宝だったが1945年の沖縄戦で破壊され、58年に復元された。万国津梁の鐘は琉球王国時代に造られ、実物は県立博物館にある。首里城跡は「琉球王国のグスク及び関連遺産群」のひとつとして世界遺産に登録されている。(小山謙太郎、上遠野郷)
http://www.asahi.com/articles/ASK436JDKK43TPOB00B.html

『読売新聞』;

明治神宮に油?シミ…鳥居や門など4か所

読売新聞 4/5(水) 0:34配信



 4日午後1時半頃、東京都渋谷区の明治神宮から、「鳥居に油のようなものがかけられている」との通報が警視庁代々木署にあった。

 駆けつけた署員が、社殿南側の鳥居や門の柱など4か所に油のようなシミがあるのを発見。同署は、何者かが液体をまいたとみて、建造物損壊などの容疑で捜査を始めた。

 同署幹部などによると、巡回中の明治神宮職員が3日午前11時頃、鳥居にシミがあるのに気づいた。4日になっても消えないため通報した。シミは最大数十センチで、同署は今後、成分鑑定を実施する方針。

 今月1〜3日、京都市下鴨神社奈良県吉野町金峯山寺(きんぷせんじ)、那覇市首里城公園でも、門や柱などに液体がまかれたようなシミが見つかっており、警察当局が関連を調べている。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170404-00050105-yom-soci

さらに、「港区の増上寺*3で油のような液体がかけられているのが見つか」ったという*4