上海労働争議

単芸「去年労働争議案件増119.1%」『東方早報』2009年2月24日


2008年に上海市の「労働争議仲裁機構」が受理した紛争の件数は64580件で、2007年よりも119.1%増加している。これは1995年と比べると、25倍以上である。受理された紛争のうち、「労働報酬」に関わるものが49.7%(+182.8%)、「経済補償金」に関わるものが17.2%(+162%)。「労働者」側が全面的に勝訴した案件は22.3%で、部分的に勝訴したものを含めると82.8%になるが、2007年と比べると9.5%減っている。雇用者(「単位」)側が勝訴した案件は17.2%で、5.3%増えている。また、案件の98%は「労働者」側から「仲裁申請」がなされている。