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火曜日。
成田空港内の書店で、


保坂和志『書きあぐねている人のための小説入門』中公文庫、2008

書きあぐねている人のための小説入門 (中公文庫)

書きあぐねている人のための小説入門 (中公文庫)

木田元木田元の最終講義 反哲学としての哲学』角川ソフィア文庫*1、2008

を買う。
出国手続きの後、カフェで上記の2冊と京成の駅で買った不動産特集の『AERA』を捲っていると、何時の間にか飛行機の出発時間ぎりぎりになって、慌てて搭乗口に駆け込む。火曜日の昼間の便なのか、座席にはかなり余裕があるよう。出発前に、China Dailyと高知の連続爆破事件*2に絡んで、「遼[石川遼]を守れ」という見出しが躍っている『スポーツ報知』に目を通す。藤田正勝『西田幾多郎*3、ジュースキント『香水』*4を読む。そうこうしているうちに乱気流に巻き込まれたが、今回のは(少なくとも)浅草花やしきのジェット・コースター*5並みの迫力はあった。北京時間16時半頃、浦東空港に着陸。空港から静安寺までバスに乗る。バスから降りたけど、合法的なタクシーはなかなか捕まらず。その代わり、白タク(黒車)のあんちゃんたちがうざい。このうざさに中国に戻って来たことを実感する。自宅到着は7時すぎ。

西田幾多郎―生きることと哲学 (岩波新書)

西田幾多郎―生きることと哲学 (岩波新書)

香水―ある人殺しの物語 (文春文庫)

香水―ある人殺しの物語 (文春文庫)

*1:角川書店じゃなくて、「角川学芸出版」発行なんだ!

*2:何故か「テロ」という言葉は使われていない。

*3:See http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20081119/1227059504

*4:See http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20081116/1226761444

*5:See http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20081124/1227487885