もしかして


「ハリポタ」ダニエル・ラドクリフ、運動障害で靴ひもが結べないと衝撃告白

2008年8月19日 1時54分

 [シネマトゥデイ映画ニュース] ダニエル・ラドクリフが「エクウス」のブロードウェイ公演のインタビューの中で、ディスプラクシア(統合運動障害)であることを明かした。

 ロンドンのウェスト・エンドでの初演の際、主演のダニエルが大胆なヌード・シーンを見せることでも話題となった舞台劇「エクウス」が、この11月からブロードウェイでも公演される。一説には、シリーズ第6作『ハリー・ポッターと謎のプリンス』の公開が11月から来年7月に変更されたのは、無垢なハリー・ポッターのイメージが同時期公演となる「エクウス」で損なわれることを映画制作社側が嫌ったためとも言われている。そのインタビューで注目されたのは、ヌードではなく、ダニエルの抱える障害だった。

 ダニエルが明かしたディスプラクシアは、日本で統合運動障害、協調運動障害などの名前で知られる行動遂行能力の障害で、学習面での発達を妨げることもある。ダニエルは、「学校では全部だめ。うまくできることが何もなくて、つらかった」と話す。活躍できる場を、学校の外に求めたダニエルが、希望を見出したのが俳優業だった。5歳から俳優にあこがれていたというダニエルに、最初は反対していた母親も、9歳の時には、BBCのドラマ「デヴィッド・コパフィールド」のオーディションを受けることをついに認める。子供時代のデヴィッド役でデビューを飾ったダニエルは、その2年後には大役ハリー・ポッターを射止めることになる。

 ダニエルのスポークスマンも「ええ、ラドクリフはディスプラクシアです。今まで、それを隠したこともありません。幸いにも軽いもので、あらわれているのは靴ひもが結べないことと、きれいな字が書けないことくらいです」と認めている。

 ディスプラクシアは原因がまだ究明されていない障害で、重い場合には、作業療法などによって、スムーズな生活が送れるように訓練する治療が施される。ディスプラクシアの権威であるニューヨーク大学のデヴィッド・ヤンガー博士は「ラドクリフは同じ障害を持つ人の良いお手本となるだろう」と語っている。
http://cinematoday.jp/page/N0014911

もしかして、私、この「ディスプラクシア」って奴だったかも。「靴ひもが結べないことと、きれいな字が書けないこと」とあるが、小学生のときに靴紐が結べなくて泣いた記憶があるし、また(今でも)悪筆である。それで、散々不器用だとか運動神経が鈍いとか言われていたわけだが、勿論その当時は「ディスプラクシア」などという言葉は知らなかった。
ところで、英国のDyspraxia Foundation*1のサイトによると、(軽度のものを含めると)人口の10%が「ディスプラクシア」であり、重度の人は2%である。また、男性は女性の4倍の頻度で「ディスプラクシア」が現れるという*2