MICHAEL T. KAUFMAN “Solzhenitsyn, Literary Giant Who Defied Soviets, Dies at 89” http://www.nytimes.com/2008/08/04/books/04solzhenitsyn.html
アレクサンドル・ソルジェニーツィンの死。彼は露西亜十月革命の年に生まれた。上の記事では、ソルジェニーツィンが米国に亡命したときの米国での反応について言及されていて、興味深い。キッシンジャーがフォード大統領にソルジェニーツィンには会うなとアドヴァイスしたとか、スーザン・ソンタグがやはり蘇聯から亡命した詩人のJoseph Brodskyとソルジェニーツィンについて会話したときに、彼が蘇聯について述べていること以外は全て間違っているということで一致したとか。
ところで、Lesley ChamberlainのThe Philosophy Steamer*1を読んでいると、ソルジェニーツィンとスターリン主義との対立にはかなり近親憎悪的な要素があるんじゃないかという気もする。鍵言葉は「スラヴ主義」。
The Philosophy Steamer: Lenin and the Exile of the Intelligensia
- 作者: Lesley Chamberlain
- 出版社/メーカー: Atlantic Books
- 発売日: 2007/05/10
- メディア: ペーパーバック
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