クルター来るなど

承前*1

先ずは岡田光弘氏経由の情報(New-Emp ML);


ジェフ・クルター(Jeff Coulter)教授来日講演のお知らせ

2008年3月,ボストン大学のジェフ・クルター(Jeff Coulter)教授が,明治学院大学社会学部付属研究所のプロジェクトの招聘で再度来日し,セミナーを行ないます.あわせて,西阪が代表を務める科学研究費のプロジェクトのための連続講演も行なわれます.最近公刊されたウェス・シャロック(Wes Sharrock)教授との共著 Brain, Mind and Human Behavior in Contemporary Cognitive Science からさらに展開したお話をお聞かせいただけるとのことです.ぜひとも多くのみなさんにご議論に参加していただければと思うしだいです.また,事前にこの本にもお目とおしいただけると,議論も深まるかと思います.何らかの形で通訳を用意する予定です.(2008年2月3日 西阪 仰 記)
http://www.meijigakuin.ac.jp/~aug/JCOULTER_2008.html

詳細は上記の頁を参照されたい。

次いで、村井寛志氏経由の情報(CSF-ML);


全体主義芸術』書評会のお知らせ

事業推進担当者の貝澤哉先生(文学学術院教授、ロシア文学・演劇)が昨年、イーゴリ・ゴロムシトク著『全体主義芸術』(水声社、2007年)を翻訳されました。本書は「全体主義芸術」という概念のもとに、社会主義国家(ソ連・中国)と国民社会主義ファシズム国家(ドイツ・イタリア)の芸術の間にある奇妙な類似性を捉え直してその総合的記述を試み、またモダニズムアバンギャルド芸術
全体主義期の芸術の歴史的な継承関係に言及するなど、ロシア芸術を専攻としないものにも刺激的な論考となっております。そこで訳者である貝澤先生をお招きして書評会を開催することになりました。年度末のお忙しい時期と存じますが足をお運びください。

日時:3月1日(土) 14:00〜17:00
場所:西早稲田キャンパス6号館318教室レクチャールーム

1,解説      : 貝澤 哉(GCOE事業推進担当者、ロシア文学・演劇)
2,書評
第一部  プロセス : 森平崇文(GCOE客員研究助手、中国演劇)
第二部  作品   : 萩原 健(演劇博物館助手・GCOE特別研究員、ドイツ演劇)
3,総合討論

[著者紹介]
イーゴリ・ゴロムシトク
1929年、モスクワ生まれ。モスクワ大学美術史学科卒。美術批評家、美術史家。
モスクワ・プーシキン美術館研究員(1955-64)、インダストリアル・デザイン研究所研究員(1964-68)、モスクワ大学講師(1964-68)。1965年、シニャフスキイ・ダニエル裁判での証言を拒否したために逮捕され、強制労働半年を課せられて、技術美学研究所で勤務。1972年、イスラエル出国。現在ロンドン、オックスフォード在住。著書に『アバンギャルド芸術』(モスクワ、2004年)等がある。

GCOE客員研究助手 森平崇文