外白渡橋

陳抒怡、盛豊「百年外白渡橋正覓”延寿”方案」『新聞晨報』2007年12月28日
盛豊「百年老橋従不”虚度”光陰」『新聞晨報』2007年12月28日


上海の蘇州河と黄浦江の合流点に1907年に架けられた「外白渡橋」は、12月29日に満100歳を迎える。この橋は上海の「心霊之橋」とも呼ばれているらしいが、そもそもの設計ではその寿命が50年に設定されていたという。上海市当局では、橋を保護するために、15吨以上の車の通行を禁止するとともに、一日の通行量を3万台以内に抑制することを検討しているという。
現在の「外白渡橋」は3代目で、先ず1885年に英国人商人「韋爾斯」(Wales?)が「韋爾斯橋」という木橋を架け、さらに1873年に「工部局」が木橋を架けた。また、上海社会科学院の鄭祖安氏の最近の研究によると、1871年に「韋爾斯」氏が鉄の橋を架けようとしたが、工事の途中で橋柱が倒壊し、未完成に終わったという。
「外白渡橋」の通行量であるが、「工部局」による木橋の時代、1889年6月14日から16日の3日間では、馬車1633台、黄包車20958台、貨車22台、小車2759台、乗轎子27台、馬38頭、歩行者35311人であったという。また、1926年5月17日と18日の2日間(午前7時から午後7時まで)では、1日当たり、通行人50823人、人力車14600台、自動車4999台、バス172台、路面電車922台。さらに、最近の通行量(調査日不詳)は、1日平均の通行車輌は27522台、ラッシュ時は1時間平均1849台となっている。


李暁明「悪臭近一週 路人掩鼻走」『新聞晨報』2007年12月28日


私が上海にいなかった1週間の間、地下鉄の徐家匯駅で異臭騒ぎ。徐家匯駅は現在工事のために、一部の通路が封鎖されているが、もともとそこにあった店のゴミが原因とか。