承前*1
劉幸、陳錫標「執法人員査獲一批野生動物」『広州日報』2007年７月27日
広州では７月19日以来、「広州市林業局」による野生動物不法取引の摘発が続いている。
７月26日、早朝２時頃、広州市白雲区の「石井商貿城」付近をパトロール中の警官が夜中にも拘わらず忙しく何物かを梱包している一群を発見し、尋問しようとしたが、彼らは直ぐに逃走してしまった。現場には「一大批野生動物」が残されていた。警察からの報告を承けて、林業局が現場に駆けつけると、現場近くに使われていない倉庫が見つかり、動物の糞便の臭いが充満するその中には幾つかの鉄の箱があり、箱の中からは、ナイロン袋に入った巨蜥、穿山甲、蛤〓*2などの野生動物が入っていた。さらに倉庫の入口付近に停車してあったトラックの中から７匹の穿山甲が発見された。この日、合わせて熊掌16本、オオヤモリ134匹、巨蜥９匹、穿山甲74匹が押収された。遡って、７月21日午前４時、岳陽発広州行の551次列車の貨物車の中から「省重点保護野生動物」である夜鷺340羽が発見された。さらに、７月23日午前９時、広州東駅のT130次列車の貨物の中から、果子狸（白鼻心）26頭、猪〓*316頭、鼬huan*416頭、夜鷺360羽、豹猫（山猫）１頭、「国家三有保護野生動物」である野猪（イノシシ）31頭、紅白鼬huan１頭が発見された。また、７月22日午後４時、南昌発広州行のMU*55231便の貨物の中から夜鷺204羽、「国家三有保護野生動物」の斑嘴鴨６羽、鷸４羽、黄〓*61羽が発見された。
なお、法律によれば、「国家重点保護的珍貴、瀕危野生動物」を「非法」に捕獲・殺害した場合、「５年以上10年以下有期徒刑」及び罰金が課せられるという。
