承前*1
大月隆寛氏、『産経』にて、
と。これはその通りだと思う。
少し前、少子化対策と称して、政府主導で集団見合いを、と真顔で提言されてた女性大臣もいらっしゃいました。とにかく、つがいをこさえりゃ何とかなる、頭数さえ増やしてくれりゃいい、というその発想は、今回の「産む機械」発言と似たようなもの。同様に、ニートや引きこもりを何とか働かせようという画策や、ホワイトカラーにタダ残業させようという例のホワイトカラーなんちゃらも、人ひとりを労働力、生産機械として考える上じゃ同列でしょう。
http://www.sankei.co.jp/seiji/seikyoku/070204/skk070204001.htm
しかし、「少子化の現在には、オトコの側の深刻な女性不信、「おんなぎらい」が横たわっていることも、さて、まなじり決して正義の味方ぶりっこの女性議員たちは、どれだけ気づいていらっしゃるんでしょうか」というのは意味がわからぬ。片仮名と漢字という違いはあるにせよ、どちらも個々の「オトコ」や「女性」が問題なのではなく、「オトコ」そのもの、「女性」そのものが問題だというわけ? もしかして、「オトコ」一般と所謂「喪男」が取り違えられていることはないか。
「女性議員たちが一斉に文句つけるありさまには、いやもう、心底萎(な)えました」――景気直しにネットでポルノでも探して下さい。